野球太郎がチョイス、懐かしの各年代“上司と盛り上がる甲子園ネタ”はコレだ!

週プレNEWS / 2014年8月13日 6時0分

今年も熱い感動の夏が開幕ーー。開場90周年のメモリアルイヤーとなった甲子園で、全国高校野球選手権大会が始まった。時代を経て、世代を超え数々の名勝負が繰り広げられた舞台。プロ野球は見ないけれど、甲子園だけは欠かせないというファンも多いはず。

毎夏ごとに職場で、飲み屋で盛り上がる甲子園ネタは社内での上司との会話にはもってこい。そこで、プロからアマまでマニアックな視点で野球を追及するコアな専門誌『野球太郎』が選んだ各世代別、上司にウケる甲子園ネタを紹介しよう。

◆1970年代編(50代~上司向け)

社内でAKB48関連の話題になり、年配の上司がつまらなそうな顔をしていたら、こう言ってみよう。

「『さっしー』は指原莉乃なんかじゃなくて、海星の酒井のことですよねぇ、部長?」

上司は喜々として「サッシー」の由来が未確認動物「ネッシー」であることを語り始めるだろう。

この時代の高校野球ファンにとって欠かせない存在が「江川卓」。多くの目撃者が「今まで野球を見てきたなかで、いちばん速かった」と証言する。その江川を春のセンバツで破った広島商についても、ぜひ上司と語り合いたい。

野球部員というより修行僧と呼ぶべき数々の秘密特訓で精神力を鍛えた、伝説のチームだ。暗闇に線香を1本立ててシャドーピッチング。米粒を数える。そして究極の精神修行が「真剣の刃渡り」。素足で日本刀の上を歩くという、トンデモ特訓があったのだ。今なら近隣住民が「1・1・0!」と勢いよく番号をプッシュするに違いない。

もし部長に向かって「広商に比べれば、ウチの仕事なんてラクなもんですよね」と言えたら、「こいつ、骨があるな」と認められて、出世街道を歩めるかもしれないぞ!?

◆1980年代編(40代~上司向け)

80年代当時、高校野球の打球音は今と違って「キュイ~ン!」と甲高く、長い残響が印象的だった。

しかし、あまりに音が大きく、捕手や審判員の耳に悪いとされたため、1991年から音量を抑えた「消音バット」が導入された。

それでも、高校野球といえばあの金属的な音を思い出す人は多い。もしキミが宴席で「一発芸をしろ」と言われたら、「消音バット導入前の甲子園の打球音をやります!」と再現してみよう。80年代の高校野球動画を探して練習するといい。40代以上の上司には大ウケするはずだ。

また、当時の高校野球で名将といえば、断トツで蔦文也(つたふみや)監督(池田高校・故人)の名前が挙がるだろう。その蔦監督、実は「ワシから野球と酒を取ったら何も残らん」と語るほどの大酒飲みだった。池田の町で泥酔して民家に物を投げ込んだり、校長を投げ飛ばしたという酒豪エピソードが残っている(ただし、当時の関係者に聞くと、やや誇張された話らしいが……)。

もしキミが飲みの席で、酔いに任せて上司を投げ飛ばしてしまったら、「スミマセン、蔦監督のマネなんです」という言い訳をしてみよう。窮地を脱することができる……かもしれない。

◆1990年代編(30代~上司向け)

上司との会話となれば、やはり「監督」にまつわる話題は欠かせない。なぜなら、上司というものは野球の監督が大好きだからだ。

90年代の甲子園を沸かせた指導者には、渡辺元智監督(横浜)、高嶋仁監督(智弁和歌山)など、今も指揮を執る名将も多い。「彼らの指導法を営業に生かすには?」などと誘い水をかけてみよう。当時はヒール的な存在だった前田三夫監督(帝京)や馬淵(まぶち)史郎監督(明徳義塾)の「悪代官ぶり」を語るのもいいだろう。

上司と出張するときの憂鬱(ゆううつ)な移動時間をつぶすには、「有名プロ野球選手の甲子園出場クイズ」がオススメだ。

愛工大名電でプレーしていた高校時代は大きな注目を浴びていなかったイチロー(現ヤンキース)は、甲子園には2年夏と3年春に出場しているが、結果を残すことはできなかった。

ほかにも、中村紀洋(DeNA)、武田勝(日本ハム)、鳥谷敬(阪神)、廣瀬純(広島)など、いずれも甲子園は初戦で敗退してしまったため印象が薄い「実は出てました」系の名選手は意外と多い。

ほとんどのプロ野球選手名鑑には「甲子園出場経験」が載っているので、一冊用意しておけば、最低1時間は間がもつはずだ。

◆2000年代編(20代~上司、同世代向け)

先輩や同僚と高校野球の話で盛り上がろうと思ったら、まず出身地を調べるところから始めよう。

仮に和歌山なら、「智弁和歌山、強いっすね~」と振ってみれば、「おお、オレは高嶋監督と町で会ったことがあるぞ」とローカル自慢話が始まるかもしれない。ただし、地域によっては強豪私学の名を挙げた瞬間、「あそこは外人部隊(県外出身者が多いチーム)だから……」と、トーンダウンされることもある。高校野球は郷土愛と直結しているので注意が必要だ。

また、なぜか自分の職場は野球を知らない人ばかりというケースもあるかもしれない。そんなときは、アルプススタンドの応援を話題にするのがいいだろう。

習志野は野球部だけでなく吹奏楽部も全国トップクラスで、「美爆音」のモットーどおり、「テレビのボリューム設定を間違えたか?」と思うほどの音量を響かせる。智弁和歌山、横浜、大阪桐蔭、常総学院、愛工大名電など、野球が強い学校は吹奏楽部も強豪ぞろいだ。

もし、ブラバン出身者がいたら、そんな話をしてみよう。きっと、炎天下の地方予選で酸欠になるまで楽器を吹いた青春時代を思い出して、目頭を熱くするに違いない。

(文/「野球太郎」編集部)

■週刊プレイボーイ34・35合併号「野球好き上司と盛り上がって出世しよう!夏の甲子園 伝説の瞬間」より(本誌では、さらに年代ごとの名勝負をピックアップし詳説!)

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