全自動イカ釣り機からネジ外し工具まで…中小でも日本にはこんなスゴい世界的企業がある!

週プレNEWS / 2014年11月11日 11時0分

経済産業省は今年3月、既存産業のすき間を突くニッチな分野でトップクラスの世界シェアを確保し、高い収益を上げている日本企業100社を「グローバルニッチトップ(GNT)企業」として発表した。

コストダウンのため、日本でも製造部門を海外に移している会社は少なくない。だがGNT企業は国内生産と輸出を基本としながら海外展開していることが特徴で、しかも選定された100社のうち94社を中堅・中小企業が占める。知られざる有望企業の中から、こんな魅力的な会社を紹介しよう!

■東和電機製作所




「世界シェア約7割の全自動イカ釣り機!」




◯北海道函館市




◯設立:1963年




◯従業員数:51名




漁船上で使用される全自動イカ釣り機を製造、販売し、世界シェアは約7割。コンピューター管理により、最大64台のイカ釣り機を操舵室内にいる船頭ひとりでコントロールできるほか、ワイヤーの巻き上げを行なうドラムの回転数を制御することで、熟練の漁師が獲物を引きつけるために行なう独特の動き(シャクリ)を再現できる。さらに糸の張り具合を自動調整するなど、乗組員の負担の軽減を図るとともに、効率的な漁獲を可能にしている。














■水上印刷





「世界シェア約9割のコピー機用テストチャート!」




◯東京都新宿区




◯設立:1946年




◯従業員数:105名




複写機メーカーが工場での出荷検査、サービスマンによるメンテナンス、新機種開発などで使用する、業界最高精度のテストチャート(基準印刷物)を製造・販売していて、約9割の世界シェアを占める。テストチャートには正確な印刷精度や色相、ミクロン単位の線を精度よく再現する技術が要求され、その水準を満たせる印刷会社は現時点で同社のみ。企業活性化のために新卒採用を継続しており、現在、社員の平均年齢は29.8歳!









■エンジニア




「世界シェアほぼ100%のネジ外し工具!」




◯大阪府大阪市 




◯設立:1972年




◯従業員数:30名




サビたり、溝がつぶれてしまったネジの頭をつかんで簡単に外せる、プライヤー型の専用工具「ネジザウルス」を世界で初めて開発。世界シェアはほぼ100%を占める。実際に店頭で試した消費者や、ネジのトラブルを解決できたユーザーが口コミやメディアを通じてこの工具を広めた結果、2002年の発売以来、シリーズ累計販売数は200万本を突破。最新モデルの「ネジザウルスRX」は2014年のグッドデザイン賞を受賞!














■シグマ





「世界シェア100%のレーザー傷検査装置!」




◯広島県呉市




◯設立:1937年




◯従業員数:200名




主に自動車用のダイカスト(非鉄金属とその合金による鋳造)部品や、切削加工部品の傷を発見する「レーザー傷検査装置」を製造。世界シェアは100%。独自のレーザー回転式検査方式によって、これまで検査の難しかった円筒形の製品にも使え、また半導体レーザーの使用によって製品の良否判定を自動で行なうことも可能に。自動車・建機などの部品製造の最終段階で必要な目視検査を大幅に効率化でき、正確性も高まった。









■ホプニック研究所





「世界シェア9割の視力矯正用高屈折率偏光レンズ!」




◯福井県鯖江市




◯設立:1988年




◯従業員数:40名




視力矯正用のプラスチック製高屈折率偏光レンズが世界の主なレンズ会社で採用され、世界シェア9割を獲得している。汎用品より薄型、軽量で耐衝撃性にも優れる。材料となる偏光フィルムは同社の独自技術で開発されたもので、品質でも製造コストでも他社の追随を許さない。また、偏光フィルムを凸レンズと凹レンズの間に正確に挿入するモールディング工法も自社で生み出し、そのための専用製造装置も考案した




週プレNEWS

トピックスRSS

ランキング