「秋葉原でアクロバット連発」の動画がヤバイ! 話題のスポーツ「パルクール」ってなんだ?

週プレNEWS / 2014年11月26日 19時0分

アキバでオタクたちによるありえない追いかけっこが展開!!

今、YOUTUBEでは、日本の女子高生が体操選手ばりのバック宙や大ジャンプの連続で疾走する動画「忍者女子高生」が、600万PV超という大ヒットを記録している。まるでアクションゲームのように動き回るこの動画は、フランス生まれのスポーツ「パルクール」の動きを取り入れたもので、日本発のパルクール動画として海外でも高く評価されている。

そして現在、日本発のパルクール動画として世界中から注目されているのが、シリーズ累計7300万本を突破する大ヒットゲーム『アサシンクリード』シリーズの最新作『アサシンクリードユニティ』のスペシャル動画「AKIBA STEALTH/アキバステルス」だ。アキバ風の少年が、秋葉原の路地や階段をパルクールで駆け回るエクストリーム感たっぷりの動画に仕上がっている。海外からは「「awesome video(=最高のビデオ)」「Pretty cool(=超カッコイイ)」といった声も。

この動画に参加しているのは「忍者女子高生」でもアクションを披露した日本を代表するパルクールのチーム「CONNECT」。その主要メンバーとして活躍し、「AKIBA STEALTH/アキバステルス 」で主役を務めたのが、19歳のパフォーマー・Shuto(シュート)だ。海外でも評価の高い日本発のパルクールとは? さっそく本人を直撃です!

―パルクールを始めたきっかけは?

Shuto 部活を引退して体がなまりだした中学3年生の後半からスタートしました。はじめはマットでバック宙をやってたんです。自己流なので、もっとうまくなりたくて“バック宙 やりかた”と動画を検索したら、パルクールをやってる方の動画が出てきて、そこから本格的に始めましたね。

―最初にパルクールを見た時の感想は?

Shuto 「これ、カッコイイな! 僕のやりたかったのこれだよ!」ってなりましたよ。そこから、国内や海外のパルクール動画をいっぱい見て、真似していきましたね。真似するのが基本でしたけど、技を真似しつつ自分オリジナルの技を加えてオリジナルな動きを作っていきましたね。

今では、はじめて行った街や公園で「ここでジャンプができる」「この手すりは登れるし、滑れる」と自然にシミュレーションしてますね。すっかり、パルクール脳です(笑)。

―今回の動画「AKIBA STEALTH/アキバステルス」の舞台になった秋葉原の印象は?

Shuto ロケハンで初めて訪れたときは、街がとても綺麗で障害物が少なく「ここでパルクールできるかな?」とちょっと迷いましたね。でも、スタッフさんが路地に障害物を配置することでパルクールらしいスピードがあるアクションを行なうことができました。

僕は障害物を越えられますけど、カメラマンさんたちは越えられないので、撮影は大変だったと思います。

AKIBA STEALTH/アキバステルス




http://youtu.be/EktStyYJYNs






■アキバで展開する大アクション!

―動画での見どころは?

Shuto 走行しているトラックによじ登って、そこから回転しながらジャンプするシーンですね。スタッフさんたちは安全面から、停止したトラックで撮影を行ないたかったそうなんですが、僕的には走行中のトラックのほうがリズムが良かったので、無理を言ってトラックを走らせてもらいました。

―パルクールのアクションだけでなく、Shutoさんの衣装も印象的ですが。

Shuto あれ? これですか? って結構驚きましたよ。ヘアメイクさんなんか、「寝癖をつけなければ」って、いつもと違うアプローチで仕事をしていましたから。でも、この格好でパルクールをやったらギャップあるなぁと思いましたね。

―「AKIBA STEALTH/アキバステルス」や「忍者女子高生」によって、パルクールの認知度があがってきていると思います。それを実感することは?

Shuto ちょっと前は「街中をぴょんぴょん跳ね回ってるやつね」って程度でしたけど、最近は認知度が上がって、パルクールに興味を持った若い方々が増えています。ただ、「パルクールを始めたい!」という方たちは、どうしても派手なアクションからやりたがります。安全のためにも、まずはしっかり基本から学んでほしいですね。

―パルクールはエクストリームな部分が強調されがちですが、実はそれだけでないと?

Shuto 確かに、無茶なスポーツだと思われがちですが、実は安全第一です。指導するときも、いきなりバック宙から教えることはなく、着地したときの受け身から教えています。どの動きも基礎がないとできませんから。僕だって“怖い”と思ったらチャレンジしません。たくさん練習をして恐怖心を排除する。パルクールって心身をともに鍛えるスポーツなんですよ。

―では、国内でパルクールを行なってみたい場所などは?

Shuto 長崎県の軍艦島や、横浜の赤レンガ倉庫ですね。レンガを見るとワクワクするんですよ。レンガを登って、屋上を走りたいですね。そのためにもパルクールの認知度をもっと上げて、公式イベントをして軍艦島や赤レンガ倉庫でパルクールをやれればと思っています。






Shuto




15歳の時、マット運動をきっかけにパルクールの道へ。それから4年間、東京 名古屋 大阪 沖縄など全国各地でトリーニングを行なっている。現在ではパルクールパフォーマーとして活動するとともに、初心者や経験者のための練習会を主催している。




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(取材・文/週プレNEWS編集部 撮影/石川耕三)

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