「妻と出会ったのもテレクラだった」カンパニー松尾が絶滅寸前のテレクラ愛と過去を語った!

週プレNEWS / 2014年12月24日 6時0分

『劇場版テレクラキャノンボール2013』の監督であり、ハメ撮りAVの第一人者として知られるカンパニー松尾氏

AVという枠を超えて、2014年最高のカルト映画として今なお、全国上映が続く『劇場版テレクラキャノンボール2013』がなんと…12月24日発売の『週刊プレイボーイ』1・2合併号で“週プレ版”特別DVDとして付録に!

DVDにはさらに、来年2月の劇場公開に先駆け、アイドルグループ・BiSの解散に迫った『劇場版BiSキャノンボール2014』特別編集版も同時収録。これはもう付録レベルを超えていると自負を持ってオススメできる逸品だ。

今回、それに先駆け、カンパニー松尾監督が同DVDに込めた思いに迫るため、直撃インタビューを敢行。生身の男と女、AV監督とアイドルーーヤルかヤラナイの人生なら、俺はやる人生を選ぶという松尾だが、その熱すぎる“テレクラ愛”に隠された真実に迫る!!

 * * *

―松尾監督が初めてテレクラに行ったのはいつですか?

カンパニー松尾(以下、松尾) 1992年に『私を女優にして下さい5 上尾・青森AEーCUP特盛編』という作品の撮影で青森に行ったのが始まりですね。

―その撮影でテレクラへ?

松尾 いや、ちょっと違うんですよ(笑)。青森って東京から遠いので日帰り撮影が難しいじゃないですか。それで前の日から現地に入って翌日に女性を撮る段取りにしてたんですけど、ボクはお酒飲まないし風俗も行かないんです。

―えっ、そうなんですか?

松尾 ええ。なので地方に前乗りするとやることが全然ない。キャバクラもスナックも、バーもダメなんで、地方ロケはいつも暇で暇で(笑)。92年のこの時もやることなくて「ラーメンでも食いに行こう」と駅前をプラプラしていたら『テレクラ』という看板が偶然目に飛び込んできたんです。

―えっと、それが?

松尾 ボクがテレクラと初めて出会った瞬間ですね。―初テレクラ、どうでした?

松尾 ボクが行ったテレクラは青森の駅前にあった『タッチ』というお店で。ビルというか、掘っ立て小屋みたいな場所の中にあったんですよ。残念ながら潰れてしまったんですけど、いま思い返してもスゴい店でしたね。

なにしろ初めてテレクラへ行ったボクが30分で素人とヤレてしまった。しかも一発じゃなく二発もできてしまった! ビギナーズラックにしてもスゴいなと。

―確かに。

松尾 当時のボクはナンパもできなかったんで「これは素晴らしいシステムだ」と感動しましたね。

―『タッチ』だけが入れ食いだったって話ではないんですよね?

松尾 90年代前半の東北や北海道のテレクラは特に熱くて。当時はまだ援助交際で稼ごうとするセミプロみたいな女性がいなかったんですよ。

―その頃のテレクラで出会った女のコの共通点ってあります?

松尾 テレクラで知り合って仲良くなるじゃないですか? そうすると、地方のコだと家に泊めてくれるコとか普通にいました。ホント、当時のテレクラにいた女のコってみんなふわっとした感じのコが多くて。北海道のテレクラで知り合った女のコなんて鮭送ってくれましたから。

―牧歌的というか(笑)。ちなみにテレクラにハマった最大の理由って?  

松尾 コレ、納得してもらえるかどうかわかんないんですけど、ボクと奥さんは地方のテレクラで知り合ったんですよ。テレクラで出会って、恋愛して結婚したんです。人生の伴侶を見つけた場所がテレクラだった。

―奥様と出会った時はどういう流れでテレクラへ?

松尾 やっぱり撮影を翌日に控えていて、まあ暇潰しにテレクラへ行ったらアポが取れた感じです。

―奥様の第一印象は?

松尾 待ち合わせ場所に現れた彼女は、冗談抜きに、テレクラで出会えるレベルの女じゃないと思いましたよね。で、やっぱキレイなコ見たら、男なんでエッチしたくなる(笑)。それでどうにか宿泊していたホテルに連れ込んだんです。

けど、かわすのがすっごく上手なコで(笑)。気がついたら彼女は1枚も服を脱がず、ボクだけが素っ裸で朝を迎えて……風邪引きました(笑)。―で、どうなったんですか?

松尾 1年ほど遠距離恋愛してから半同棲みたいになったんです。けど、結婚に対して彼女が煮え切らなくて。些細なことでケンカして、別れ話になったんで、もう聞いたんですよ。「オレがAV監督やってるから結婚できないのか?」って。

そしたら「ウン」って。その日の夜、自宅に飾ってた『ビデオ・ザ・ワールド』から貰った1位の盾を投げながら「ああ、AV監督って幸せになれないんだな」って涙に暮れました…まあ3日後とかに彼女とは仲直りするんですけど(笑)。

―そこで結婚の話を?

松尾 ええ。彼女とじっくり話をしたら、彼女には子供がいて。親に子供を預けて東京というか、ボクのとこに来てたと。そういえば毎晩のように誰かと10分ほど電話してて。なんか人の電話を聞くのがイヤで、彼女が電話かけるタイミングでボクは家を出て、近所のコンビニ行ってそこでタバコ吸ってたんですよね。

―彼女に子供がいると聞いてどう思ったんですか?

松尾 それ聞いてもショックとか全然なくて。彼女を好きになっていたんで。最終的には子供を東京に連れてきてもらって入籍しました。ただ、結婚する前に彼女に言ったのは「結婚してもオレはAV監督を続ける。やめる、やめないは自分が決めるから」って。

―それに対して彼女の反応は?

松尾 もちろん嬉しくはないでしょうけど、「アナタが単なる女好きでハメ撮りしてるなら私はやめろというけど、ハメ撮り監督をやる意味があって、日本で5本の指に入っているなら」って。まあスネに傷を持った者同士がテレクラで出会って結婚したんです。

…いま全国的にテレクラは壊滅状態です。実用性もなく、もはや無形文化財みたいになってますよね? それでもボクがテレクラにこだわるのはテレクラへの愛かな? 奥さんを見つけたテレクラへの愛は深いです(笑)。

※この続き、後編は明日配信予定!

(取材・文/黒羽幸宏 撮影/佐賀章広)

●カンパニー松尾




AV監督。1965年生まれ、愛知県出身。87年に、童貞ながらAVメーカーに入社。翌88年、監督としてデビュー。ハメ撮り旋風を巻き起こす。代表作は全国のテレクラを巡り素人を相手にハメ撮る『私を女優にして下さい』シリーズなど。現在は2003年に自ら立ち上げた「HMJM」の監督として活躍中。趣味はオートバイ、好きな食べ物はカレー

週プレNEWS

トピックスRSS

ランキング