天才的にセンス溢れる言葉だけで心を掴む!映像なき、ラジオCMの世界【特選3つ】

しらべぇ / 2014年12月27日 13時0分

ラジオを聴いていると、テレビと同じく、本編の間にCMが流れる。そのCMにはユニークなものが多く、一度聴くと印象に残るものが多い。テレビCMと違い画面のインパクトで勝負できないので、ユニークな言い回しによるショートコントやラジオドラマ風に作られたものが目立つ。

今回は、そんなラジオCMのなかでも特に面白い、印象に残るものを5つ紹介しよう。

■「ファイトー!イッパーツ!」 大正製薬・リポビタンDのラジオCM

親子の、上司と部下の、カップルのやりとりなど、日常的なシチュエーションの内容が多く、シニカルなやりとりやコミカルなやりとりの後に「ファイトー!イッパーツ!」で締めるスタイル。そんな大正製薬「リポビタンD」のラジオCMは、数百種類存在すると言われている。

女性1「最近さあ、2人に結婚してくれって言われててさあ」
女性2「なに!すごいじゃん!!営業の佐藤さん!?田中さん!?」
女性1「…父と母なんだけど」
女性2「切実ねえ…」

「ファイトー!イッパーツ!!」

■「夫のいらぬ一言」キンチョール・ローズの香りのラジオCM

熟年夫婦のユニークなやりとりが印象的な、「夫のいらぬ一言」シリーズ。ピンクのキンチョールのCM。ラジオドラマ風に描かれている。

ナレーション:夫のいらぬ一言

妻「家に帰ってくると、薔薇の香りがしていた。まさかあの無頓着な夫が私の誕生日に花束でも用意してくれたのだろうか?あなた!ねえ、あなた!」
(扉を空ける音)
夫「(キンチョールの音)キンチョール、まいただけや」

ナレーション:ローズが香る ピンクのキンチョール新発売

夫「ついに、60歳になったか」
妻「59です」

■「まったく同じナレーション」 ワコールのラジオCM

衣料品メーカーであるワコールのCM。まったく同じナレーションで、女性向けにも男性向けにもCMになっているという秀逸な作りだ。

ワコールから全ての女性の皆様にブラジャーのお知らせです。

「右にずれたり、左にはみでたりしていませんか?」
「守ってあげたい。二つのデリケートなふくらみ」
「大きいか、小さいかなんて関係ない」
「あなたの大切な場所を手で優しく包み込むようにホールドします」

続いて、全ての男性の皆様に全く同じナレーションでメンズパンツのお知らせです。

「右にずれたり、左にはみでたりしていませんか?」
「守ってあげたい。二つのデリケートなふくらみ」
「大きいか、小さいかなんて関係ない」
「あなたの大切な場所を手で優しく包み込むようにホールドします」

今回紹介させてもらったシリーズを筆頭に、ラジオのCMにはとにかくセンスがあふれているものが多い。限られた20秒から60秒ほどの短い時間で、映像を使わずに面白い会話のやりとりやナレーションで、リスナーの心をつかむ。そんな、考え尽くされたクリエイティブ精神が楽しめる。

素晴らしきラジオCMの世界に、足を踏み入れて、いや耳を傾けてみてはいかがですか?

※画像はサイト「ラジオCM | CM情報 | KINCHO 大日本除虫菊株式会社 http://www.kincho.co.jp/cm/radio/ 」のスクリーンショットです

(文/しらべぇ編集部・ジャーゲジョージ http://sirabee.com/author/jage_joji/ )

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