大河ドラマ『花燃ゆ』の舞台、山口県・萩に行く前に知っておきたい10のこと

しらべぇ / 2015年1月6日 18時0分


吉田松陰の妹、文の活躍を中心に描いた大河ドラマ『花燃ゆ』(NHK)がスタート。舞台となっている山口県萩市は、放送開始前から観光客が増えているそうです。

しかし「萩って、名前は聞くけど、どうやって行くの?どんな街なの?」という方も多いのでは?そこで、山口県出身の筆者が、萩に行きたいと思っている皆さんへの基本情報を紹介します。

■萩に着くまで

FullSizeRender 2▲位置関係を、ざっくりと書くとこんな感じ

●新幹線なら新山口駅下車が便利だが、そこから先はちょっと遠い

萩は本州の西の端、山口県の山陰側に位置する人口5万人の街です。新幹線で来られる場合は、新山口駅が便利です。ただし、そこから萩市内まではバスで70~100分(経由地などによって変わります)かかります。国道を通るのですが、途中から山道が続くので、酔いやすい方は酔い止めの薬を飲んでおいた方がいいかもしれません。(←かなり整備はされていますが、念のため)。萩市内に宿泊せずに山口市の湯田温泉に泊まる方も多いです。

●山口宇部空港は10便、萩・石見空港は1日2便

関東の方は、山口宇部空港を利用する手もあります。東京(羽田)ー山口宇部空港便が1日10便(全日空、日本航空、スターフライヤー)が運行されています。空港から一気に萩市内に行きたい方にうってつけの乗り合いタクシーがありまして、所要時間は85分。

実は「萩」と名のつく空港に「萩・石見空港」がありまして、東京(羽田)―萩・石見便が運行されているのですが1日に2便しかありません。(←今までは1便しかなかったので、これでも便利になった方なのですよ:涙)。片道の所要時間は約90分。空港から萩市内まではドドーンとリムジンバスがお出迎え!なんていうことはなく、ジャンボタクシーが運行されています。(予約制で、1人でも運行してくれますが、もう少し改善できないものかと…。詳細は空港のサイトでご確認ください)。萩市内までの所要時間はおよそ70分。ちなみに、萩・石見空港は山口県ではなく、お隣りの島根県にあります。念のため。

着いてからための豆意識 ●意外と寒くてビックリされる

関東の方には、「山口は九州方面だし暖かいのではないか」と思われがちですが、ナメてかかると意外と寒いです。冬には雪も降りますし、特に萩市は海風がビュービューと、山口市内は盆地なので雪がしんしんと降ることがあります。ヒートテックなどで防御策をとってください。ちなみに、ユニクロは山口県生まれの会社です。

●萩の方は吉田松陰のことを「松陰先生」と呼ぶ。

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少なくとも、萩市内では吉田松陰のことを「松陰」と呼び捨てにしない方が良さそうです。(←そもそも「あの松陰が…」とか、呼び捨てにはしないと思いますが)。

●萩市のコミュニティバスの通称は「松陰先生」と「晋作くん」

松陰「先生」に対して、松下村塾に入った高杉晋作を「くん」付けにしているところは微笑ましいというか、なんというか。ちなみに、松陰先生は東回り(東光寺、松陰神社方面)、晋作くんは西回り(城下町中心)で、市内の観光地を回る便利なバスです。しかもどこまで乗っても100円。

●萩駅は無人駅だ。

萩にはJR萩駅と東萩駅があり、萩駅の方がメインのような気がしますが、実は無人駅です。中心駅は東萩駅であり、萩駅で降りたものの、何にもないという事態に陥りがちなので頭に入れていきたいところです。(←周辺住民の皆さん、すみません)

●遊覧船「萩八景」は途中で低~~い橋の下をくぐる

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萩の景観を川や海から眺める「萩八景」は、約40分の遊覧船です。運行期間は3月~11月。桜の開花時期には桜観賞コースも運行されます。途中で低~~い橋の下を通るので、客も身を屈める必要があり、そこがまた楽しいです。

●シロウオの踊り食いで度胸が試される

萩市を流れる松本川で2月中旬から4月上旬にかけて行われるシロウオ漁は、萩ではおなじみの光景。生きたままのシロウオを、すいち(酢醤油)につけて食べるシロウオの踊り喰いは、少し度胸の必要な独特の食べ方です。この踊り食いは地元のテレビ番組でもよく紹介され、ある意味、山口のテレビ局のアナウンサーにとっては避けて通れない道となっています。

●圧巻の2万5000本のヤブツバキ

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椿群生林のヤブツバキは2月下旬から3月下旬に見頃を迎えます。見頃に合わせて「萩・椿まつり」が開催されます。

■最後に乗り物ファンの方へのお知らせ ●萩本陣の短いケーブルカーは廃止されてSL型シャトルバスに。

地元で有名な旅館『萩本陣』。旅館と展望台とを結ぶケーブルカーが好評でしたが、廃止されて現在はSL型のシャトルバスに。ケーブルカーファンにとっては残念ですが、日本海が一望できる絶景の足湯はおすすめです。道中には恐竜の像が鎮座しています。しかし、なぜSL型にしたのか、なぜ道の途中に恐竜が鎮座しているのかは筆者も知りません。

というわけで、本文では吉田松陰”先生”自身にまつわることは全く触れませんでしたが(笑)、それはまた別に機会に。

(文/やきそばかおる http://sirabee.com/author/yakisobakaoru/ )

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