『木更津』『下克上受験』から「大河ドラマ」へ 阿部サダヲが歩んだ出世道

しらべぇ / 2017年4月9日 10時0分

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『木更津』『下克上受験』から「大河ドラマ」へ 阿部サダヲが歩んだ出世道

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(画像はNHK公式サイトのスクリーンショット)

阿部サダヲが快進撃を見せている。

現在、阿部はNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』に出演中だ。ここでの役は青年期の徳川家康。ひとりで碁を打つ、菜々緒に頭が上がらない等の「有能だが少し頼りない男」を演じている。

そんな阿部が、宮藤官九郎が脚本を務める、2019年の大河ドラマの主役に抜擢された。

■阿部サダヲ×宮藤官九郎

プロ野球選手を目指していたという阿部サダヲは、職を転々としたのちに劇団大人計画に入団。20代前半のうちにドラマデビューを果たし、その後着実に実績を重ねた個性派俳優である。

一般層に広くその名が知れ渡るようになったのは、2007年公開の映画『舞妓Haaaan!!!』からだろう。これは阿部にとっては初主演映画だが、同じ劇団の盟友である宮藤官九郎が脚本のペンを取っているということが何よりも重要だ。

阿部とクドカンは、バンドを結成したことのあるほどのつながり。そういえば2002年のクドカン脚本ドラマ『木更津キャッツアイ』でも、阿部は主役級ではないが重要な役回りを演じている。

最近では『医龍』の麻酔科医や『アンフェア』でのキャリア志向の警部役など、バイプレイヤーとしての活躍も多い。

■魅力たっぷりの三枚目キャラ

そして阿部サダヲといえば、2011年のドラマ『マルモのおきて』を連想する人も少なくないはずだ。

この作品では、まさに阿部の真骨頂である「有能だが少し頼りない男」が発揮された。『マルモ』はいわば、阿部にとっての「第二の出世作」である。

今年はTBSドラマ『下克上受験』で、名門中学受験に望む娘を支える父親役を演じ切った。つまり、阿部は視聴者から「理想のお父さん」として認識されるようになっているのだ。

そして、NHK大河ドラマ『おんな城主直虎』である。去年の大河『真田丸』の徳川家康はまさに悪役だったが、阿部の演じる家康は視聴者に受け入れられやすい三枚目キャラだ。

そしてついに、2019年の大河ドラマ『いだてん〜東京オリンピック噺〜』の主役に抜擢。

実は、クドカン作品への参加は10年ぶりだ。『あまちゃん』にも出演しておらず、久しぶりに見られる名コンビに喜びの声もあがっている。

■「第三の出世作」となるか?

『いだてん』の方向性はどのようになるのか、今の段階ではまだ不明だ。

だがいずれにせよ、この作品が阿部にとっての「第三の出世作」になることは間違いないだろう。

どんな作品になるのか、阿部はどんなキャラクターを演じるのか...2年後が待ち切れない。

・合わせて読みたい→【おんな城主直虎】46歳の阿部サダヲが13歳の家康に 大河でよくある「中年っ子」の例

(取材・文/しらべぇ編集部・澤田真一)

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