名優・津川雅彦さんが78歳で死去 芸能関係者やファンが次々に哀悼の意

しらべぇ / 2018年8月8日 5時0分

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(Ahmadmahmood/istock/Thinkstock)

8日、俳優の津川雅彦さんが心不全のため、4日に亡くなっていたことがわかった。78歳だった。

■数多くの作品に出演

津川雅彦さんは映画『狂った果実』で本格デビューすると、すぐにスターに。その後不遇の時代を迎えるが、二枚目・悪役・渋い脇役など幅広く活動し、『マルサの女』『あげまん』など伊丹十三監督映画作品への出演でその地位を不動のものとする。

TVドラマも数多くの作品に登場。なかでも徳川家康ははまり役として知られ、『独眼竜政宗』『葵徳川三代』(NHK)など多数の番組で演じた。「徳川家康」と聞くと、津川さんの顔を連想する人も多い。

そして近年は保守派の論客としても活動し、『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ系)では、リベラル陣営とたびたび激突していた。

■4月に愛妻の朝丘雪路さんを亡くしていた

津川雅彦さんは4月に愛妻の朝丘雪路さんを失っており、最後の公の場も、その件に関する記者会見だった。

会見では肺炎のため鼻にチューブをした状態で臨み、体調については「大丈夫じゃない」「僕より先に死んでくれて良かった」と弱気とも取れるコメント。その病状が心配されていたが、残念ながらこの世を去った。なお既に葬儀は近親者で済ませているという。

■芸能関係者から惜しむ声

津川さんの突然の訃報に芸能関係者から惜しむ声と、その人柄や演技への称賛が送られた。

津川雅彦さん、
私の通っていた学校の名誉学校長だったのですが
私が初めて出演したライブにお花を贈ってくださったりと
1人1人の生徒を大切にするとても優しい素敵な方でした。
訃報を聞いてとても残念です。
心よりご冥福をお祈りいたします。

— 和氣あず未 (@azumi_waki) August 7, 2018

津川雅彦さんがお亡くなりになったのを今知りました。ショックです。この業界にあって、常に日本国のために意見して頂いた貴重な方です。どうぞ、安らかに。

— フィフィ (@FIFI_Egypt) August 7, 2018

津川雅彦さんが亡くなった……たくさんたくさんお世話になっていたので、本当に今、言葉がない……

— 輿水泰弘 (@koshimizu221b) August 7, 2018

今ニュースが入った!
津川雅彦がなくなった!
若い頃かれは日活、おれは東宝、なぜか仲良く毎晩のように一緒にあそんでいた
俺より若いのにがっかり!最後に一緒がやすらぎの郷
このとしになると友達がどんどんいなくなって行く寂しいかぎりだねぇ〜

— ミッキー•カーチス (@MICKEYCURTIS) August 7, 2018

津川雅彦さんにはひとかたならぬお世話になった。京都国際映画祭で毎年10月の牧野省三賞で一緒に審査員を、つい先日も津川さんの鶴の一声で今年の受賞者を決めたばかりだったのに…

御冥福を…

— 奥山和由 Okuyama Kazuyoshi (@teamokuyama2017) August 7, 2018

■ネット民も哀悼の意

また、ネット民からも哀悼の意が送られている。

津川雅彦は名優だったと思うが、同時に彼を特徴付けていたのは、左翼が席巻している(昔は今よりも遥かにその傾向が強かった)芸能界の中で、珍しく保守的な主張を隠す事無く公言している人物だったという事だ。
干されるリスクもあるのに、非常に立派な姿勢だったと思う。
ご冥福をお祈りいたします。

— 佐々木 (@WBJPPP) August 7, 2018

話を聞いて驚きました。

僕が中学生の頃、まだ大衆演劇しか知らない僕に映像の素晴らしさや時代劇の素晴らしさを教えていただいた方でした。ほんとに勉強になりました。ありがとうございました。

津川雅彦さん心よりご冥福をお祈りいたします

— 宝海 大空 (@oozoramame) August 7, 2018

夫に先立たれた妻は一人で何十年も生きていくが、妻に先立たれた夫はほんの数年で後を追ってしまう、と前に耳にしたのだが。でもまだ半年も経っていない。
津川雅彦さんと言えば晩年の徳川家康。
そして女優が選ぶラブシーンで共演したい俳優No. 1。
ご冥福をお祈りします。#津川雅彦

— おによめ (@terashie) August 7, 2018

津川雅彦さん……痛々しい姿でも気丈に奥様の話をなさってたが……。北朝鮮の日本人拉致問題に極めて冷淡な映画界の中で、果敢に立ち上がってくださったことも感謝しかない。

— 江坂46⊿ (@ktfkk) August 7, 2018

津川雅彦死んじゃったのか…この人ほど"タヌキ”とか"妖怪”と表現されるのに相応しい、一癖も二癖もあるベテランや重鎮、老人役が似合った人もそうはいるまい。家康役を5回も演じているというのも納得というか。個人的にはNHK大河『葵徳川三代』のすっげー悪辣なのに憎めない家康が印象的。

— 董卓(不燃ごみ) (@inumash) August 7, 2018

映画・テレビ・舞台など数多くの作品に出演し、我々を楽しませてくれた津川雅彦さん。才能豊かな演技が見られなくなってしまうのは、非常に残念だ。

今後は最愛の妻・朝丘雪路さん、そして兄・長門裕之さんとともに、津川さんがこよなく愛した日本の芸能界を天国から見守ってほしい。


(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

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