さくらももこさんに静岡市初の市民栄誉賞授与 死後の受賞に「遅すぎる」と嘆きの声も

しらべぇ / 2018年9月26日 20時0分

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(さくら先生自画像:(C)M.S)

(ちびまる子ちゃん原画イラスト:(C)M.S)

26日静岡市は市議会定例会にて、8月15日に亡くなった漫画家のさくらももこさん(享年53歳)に、市民栄誉賞を授与することを正式に表明した。

同賞の受賞者に前例はなく、さくらももこさんが初の受賞者となる。

■市民栄誉賞授与の背景には市民の動きも

さくらさんは静岡県清水市(現静岡市)出身。自身の体験をもとにした漫画『ちびまる子ちゃん』はアニメ化もされ、現在まで放送が続く大ヒット作となった。

生前さくらさんは、故郷である静岡の広報活動にも尽力。PRソングの歌詞を提供するほか、近年では自らのイラストをもとにデザインしたマンホールを静岡市に寄贈するなど、その活動は多岐にわたった。

静岡新聞の報道によれば、25日にさくらさん出身校のPTA会長らが、田辺信宏静岡市長の元を訪れ、さくらさんが生前のこした功績に見合った贈賞を求める要望書を提出していたという。

こうした市民の動きも、市民栄誉賞授与への後押しになっていたとみられる。

■死後の授与に「遅すぎる」との声

その一方で数十年にわたって、静岡市のPRに貢献してきたさくらさんが死後、市民栄誉賞を授与したことに関して、「遅すぎる」「なぜ、生前に授与しなかったのか」との声も上がっている。

「生きてるうちにあげなさいよ」

「おせーよ、生前にやってくれ、何十年貢献したと思ってるんだ!」

「こういう賞ってなんで死んでから与えるの」

■出身だった「清水市」は合併で消滅

加えて、さくらさんの本来の出身地である、静岡県清水市は2003年に静岡市との吸収合併によって消滅している。合併され、清水市が消滅してしまう前に授与するべきだったのではないか、という指摘も見られた。

「本当なら清水市なんだが、合併で消滅」

「そうか、清水市は合併でなくなっちゃったのね」

■さくらさん市民栄誉賞授与に喜びの声

さくらさんへの市民栄誉授与の遅さを嘆く声も多いが、ネット上では功績に見合う形でさくらさんに賞が贈られることに対する喜びの声が大半を占めた。

さくらももこさん
市民栄誉賞受賞😊
おめでとうございます🎉#hirukyo

— TATSU (@TATSU45676937) September 26, 2018

さくらももこさんに静岡市第1号の市民栄誉賞を検討しているそうです。田辺市長「まさにさくらさんはエジソンより偉い人」と!😊

— きみこ (@rightonbabe) September 26, 2018

さくらももこさんに市民栄誉賞だって!ホー

— おうさま🦁 (@Dannie_Munnie) September 26, 2018

さくらさんが死後市民栄誉賞を受賞することになったことは残念ではある。だが、今回の受賞によって、静岡で残した大きな功績が評価されたのも事実だ。さくらさんが残した功績がまでしっかりと語り継がれることを期待したい。


(文/しらべぇ編集部・小林 空

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