男性作家が提示した『女性が美しくなる12の方法』に批判相次ぐ 「冗談でしょ?」

しらべぇ / 2019年3月3日 7時30分

写真

(画像は Alexander J.A Cortesツイッターのスクリーンショット)

(画像は Alexander J.A Cortesツイッターのスクリーンショット)

先週、作家でありモチベーションスピーカーのアレクサンダー・J・A・コルテスが自身のツイッターに掲載した「女性が美しくなる12の方法」が、様々な議論を巻き起こしている。

■「女性が美しくなるための12の方法」

そもそも「モチベーションスピーカーとはなんぞや」と気になるところではあるが、日本でいうところのメンタリストのような仕事のことらしい。

このコルテスが自身のツイッターに「このリストを見て怒るようであれば、その女性は性悪であり、一緒に子供など持ちたくない相手。ひどい母親になると分かる。男性のみんなは、目を見開いておくように」と提示したのが、「女性が美しくなるための12の方法」だ。

HOW TO BEAUTIFUL

The 12 Points of Beauty and Power https://t.co/zNvAjrqfeC pic.twitter.com/RMaVEgPhCU

— Alexander J.A Cortes (@AJA_Cortes) February 27, 2019

日本語で訳してみると…

・スリムであること

・料理ができること

・ロングヘアであること

・メイクをすること

・女性らしいこと

・上品であること

・セクシーであること

・除毛すること(言うまでもなく)

・おしゃれであること

・ピンクなど女性らしい色を身に着けること

・男性を愛すること

・男性の意見を聞くこと

■「性癖並べただけ」「プロ彼女」

多くの媒体でも「男性に好かれる~」「モテる女になるための~」などの情報は溢れているし、人気コンテンツでもあるだろう。しかし、このリストには共感よりも嫌悪感を抱く人が多かったようだ。

ツイッターは拡散され「これこそ女性蔑視」「冗談でしょ? 冗談でもダメだけど」など、批判が相次ぎ大炎上となっているようだ。このニュースは日本でも話題になり、ネット上では同じように批判的な声が多く見られる。

「この時代にこれ書いちゃうかね。この人の性癖を並べただけやん」

「女性の美を語る以前に、アンタが賢くなる必要がある、とお伝えしたい」

「逆にこんな考えの男性の子供なんて欲しくないわ!」

「日本でいうところの『プロ彼女』ってやつじゃない?」

■欧米で広がる「ボディポジティブ」

日本では馴染みがなく、国内で広がりを見せることは随分と先の話になりそうだが、2012年頃から欧米を中心に「自己肯定感を高める」ムーブメントとして「ボディポジティブ」が広がりはじめた。

太っていることは悪であり、痩せていることは正義、毛を処理していないものは女性失格であり、毛がないことは美しくて魅力的…など、社会に根付いてしまった価値観をぶち壊すムーブメントだ。

大きなキッカケとなったのは、人気アーティストレディ・ガガの存在が大きい。2012年頃に、激太りをマスコミに騒がれたガガが「サイズを気にする社会は醜い」と反論。

自身のオフィシャルサイトでは、15歳のころから過食症と拒食症を繰り返していることを明かした。

今はファンの存在がガガの癒しとなっていることを呼びかけ、下着だけを身に着けた自身の写真とともに「これが私。どんなサイズでも私は自分に誇りを持てる」と綴った。この投稿は、多くの人々から称賛を浴びている。

■3月8日は「国際女性デー」

近年、これほどまでジェンダーについて取り上げられている中での、コルテスのリスト。掲載されるまでの経緯を知りたいものだ。

ちなみに8日は「国際女性デー」。女性への差別をなくしていくことを目的として、国連が決めた記念日だ。コルテスは新たにツイートすることはあるのか…注目したい。


(文/しらべぇ編集部・長谷川 瞳

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング