海のギャング・ハモ漁を体験! 怖い顔だけど天ぷらが美味しすぎた

しらべぇ / 2019年7月17日 9時20分

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(ニュースサイトしらべぇ)

京料理の料亭などで出される高級魚・ハモ。「ハモは梅雨の水を飲んで美味しくなる」と言われるほど、今の時期が旬とされるが、関西などの地域を除いてはちょっと手の届きにくいものだ。

しらべぇ取材班は、山口県の宇部港にて、くら寿司のハモ漁に同行してきた。

■出航!

今回乗船するのは、数々の修羅場をくぐってきたであろう「大漁丸」。

宇部港ハモ漁

本来ハモ漁は夜中に行うことが多いそうだが、今回はなかなか釣ることができないといわれる日中に行うことに。果たして高級魚・ハモは釣れるのか? 期待と不安をないまぜにしつつ、船は海にむかって出航した。

■底引き網漁

ハモ漁は主に二種類ある。一本の幹となる縄に、釣り針を装着した縄を付け、魚を釣る「延縄漁」。大きな網を海底に沈めて船などで引っ張り魚を捕る「底引き網漁」だ。今回は後者の底引き網漁。ちなみに、図にするとこんな方法だ。

底引き網漁

■昼でも釣れるのか?

出航してから約30分、波もおだやかな海を進む中、ついに漁師さんが動いた。目的地点に到着すると、慣れた手つきで網を海中に。

宇部港ハモ漁

その手際の良さに感心していると、あっという間に大きな網が海の中に広げられ準備完了。網は15m近く潜るそうだ。

宇部港ハモ漁

網を引っ張り続け30分ほど。いよいよ網を船上に引き上げるタイミングに! 大きな網を袋状に引き上げて網を広げると…

宇部港ハモ漁

「ドバァーー!!」エビにくらげに魚に、大量の海の幸が落ちてきた。

宇部港ハモ漁

こ、こんなに沢山釣れるのか…とはじめての漁船に興奮する記者。と、そのとき、ひときわ大きい魚が。そう、1キロ級のハモが出てきたのである!

宇部港ハモ漁

これがハモ…!

■奇跡おこる!

フタを開けるとなんと1kg級のものを含め5匹という結果! 日中はゼロの可能性もあるということを考えると、快挙であった。

宇部港ハモ漁

はさみでハモの首を挟んで移動。慣れないと怖いものだ。それにしてもでかい!

宇部港ハモ漁

■海のギャング・ハモ

はじめて見るハモの顔に驚愕する記者。キバが多いとは聞いていたが、これほど気の強そうな顔をしているとは。ハモという名は「食む」が語源という説も。まさにこのキバを見て、そう思われたのかもしれない。

ハモ釣りに必要なのはいったいどんなことなのか。漁師一筋36年の村上稔さん(写真左)によると、大切なのは潮の流れや、時間を見て網をあげるタイミング。その感覚は漁師によって違うため、当たったときは嬉しいものだそう。

宇部港ハモ漁

やはりカンと経験がモノをいう職人技なのだ。

■食べてみた

今回の漁で獲れたハモは、くら寿司で食べられるということで、後日、くら寿司にも行ってみた。『はも天寿司』は200円と、高級魚にも関わらず意外にもリーズナブル。

宇部港ハモ漁

これが、あの凶暴な顔をしたハモかぁー…と、ちょっと不思議な感覚を覚えつつも、塩をまぶして一口。

宇部港ハモ漁

あのキバからは想像もつかない、フワフワな食感。サイズも1キロ級のなので脂が乗っていて満足感もある。

こちらは7月19日から25日まで限定メニュー。どのような過程で目の前に出されるのか、思いを馳せながら食べるのも面白いかも。


(文/しらべぇ編集部・ヨザワ マイ

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