16歳で体重わずか19キロ 息子を餓死させた32歳鬼母を逮捕

しらべぇ / 2019年9月12日 9時40分

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(IgorBukhlin/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

3人の子供のうち、2人だけをかわいがった母親。残りの1人に対してはネグレクトと虐待を続け、ある時からは寝室に監禁し、食事すら与えなくなっていた。


■重度の栄養失調で運ばれる

米国ウィスコンシン州で今月4日、脈も呼吸も非常に弱い状態でミルウォーキーの大きな病院に運び込まれた1人の少年が、その後に死亡した。少年は16歳。重度の栄養失調で筋肉を欠き、皮膚のすぐ下に骨がごつごつと浮き出ていたという。

一方で、少年に付き添っていたイライダ・ピサロ=オソリオ(Iraida Pizarro-Osorio)という32歳の母親の体格はよく、少年の2人のきょうだいの健康状態にも問題はなかった。


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■体重わずか19キロ

運び込まれた時、少年の体重はわずか19キロしかなかった。医師は少年に付き添っていた母親によるネグレクトや虐待行為を疑ったが、母親は「息子はずっと具合が悪く、食事を摂れずに痩せてしまった」と説明。

しかし、その少年だけは遺伝性の疾患および自閉症があることを理由に2名のきょうだいから離され、外から施錠される寝室にて監禁状態であったことも判明した。この点については「てんかん発作もあり、そうするしかなかった」と母親は釈明している。

■鬼母の身柄は拘置所へ

16歳の息子にだけ食事を与えず、自室に放置していた疑いがあるこの母親は、虐待、監禁、保護責任者遺棄致死など複数の容疑で逮捕・起訴され、日本円にして約375万円の保釈保証金が設定されると身柄は拘置所に送られた。

18日に予備審理のため出廷する予定だが、もしも裁判で有罪判決が下った場合は非常に重い刑罰が下るものとみられている。


■「この子なんて…」と思う瞬間

親が我が子を「要らなかった」と本気で思うことなどあるのだろうか。しらべぇ編集部が全国20〜60代の子供がいる男女651名を対象に調査したところ、たとえ一瞬でも「子供がいないほうがよかったと思ったことがある」と男性の2割以上、女性の3割以上が回答している。

子供

子供とは、望まれてその親の元に生まれてきたはずの、かけがえのない存在だ。虐待や育児放棄のニュースを見聞きするたびに胸が痛む。


(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ



【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日 

対象:全国20代~60代の子供がいる男女651名(有効回答数)

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