小学校教諭が女子4人にわいせつ行為 教委は「教育の根幹揺るがす事態」

しらべぇ / 2019年9月24日 16時40分

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(Sasiistock/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

また教諭がわいせつ事件で逮捕され、もはや日常茶飯事になっている教師による性犯罪。しらべぇ取材班は、兵庫県警見方署と尼崎市教育委員会を直撃した。


■就寝中の女児に…

兵庫県警見方署は23日、伊丹市南町2丁目に住む尼崎市立小学校教諭の男(32)を強制わいせつの疑いで逮捕した。容疑は、18日午後10時ごろから19日午前6時半ごろまでの間、同県香美町の宿泊研修施設で、10~11歳の女児4人にわいせつな行為をしたもの。

見方署によると、当時は就寝時間で、女児8人が同じ部屋で寝ていた。起きていて被害に気付いた女児が19日、別の女性教諭に相談し、翌20日、この教諭が施設近くの駐在所に届け出た。

同署は防犯カメラなどから男の犯行内容を特定。調べに対して、「わいせつな行為をしたのは間違いない」と容疑を認めている。


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■不祥事が相次ぐ尼崎市

尼崎市では、中学生のいじめによる自殺や高校、中学での体罰が相次ぎ発覚。今回の事件に関しては、勤務校の校長が聞き取りを行ったが、詳細が分かっていない状態だという。尼崎市教育委員会も教諭から現在のところ、聴取できていない。

教委の職員課長は、しらべぇ編集部の取材に対して、

「事実であるとすれば、被害児童に対して大変申し訳ない。教員としてあるまじき事案であり、教育の根幹を揺るがす事態だと認識している」


と述べた。教員の非行行為に対する指導、研修は、臨時校長会や現場で折を見て行っている最中だったという。

■宿泊学習には重要な意義が…

今回は、教諭に台無しにされてしまったが、宿泊学習には重要な意義がある。

国立青少年教育振興機構によると、「子供は身近な存在である友だちや地域社会などとかかわり合い、様々な体験を通して、自己と向き合い、人間関係能力や社会性などを身に付け成長する」としている。

また、自然と触れることで、自然への畏敬の念を育み、自然の仕組みを理解し、豊かな感性が育まれていくという。

また同機構が行った「子どもの体験活動の実態に関する 調査研究」において、「子供の頃の体験が豊富な人ほど、大人になってからのやる気や生きがい、モラルや人間関係能力などの資質・能力が高い傾向にある」ことが明らかになったという。

しかし、今、子供たちの生活体験、社会体験、自然体験などが不足しているために、学習意欲の低下やねばり強く課題に取り組むことが難しくなっていたり、自分に自信が持てず、将来や人間関係に不安を感じたりする現状があるとのこと。


■楽しい思い出のはずが…

楽しい思い出のはずが、教諭の行為で全てぶち壊しだという声があがっている。

「宿泊行事は、楽しい思い出になる。それが、とんでも教師のせいで一生心に傷を負ってしまった」


「バレて騒ぎになるのを当然わかってやってる訳で、何を考えてたのか理解に苦しむ」


「林間学校や修学旅行では、生徒を見回る教師だけではなく、教師を見張る人間が必要なのか」


教委が言うように、今教育現場は根幹が揺らぎ、倒れ始めている。


(文/しらべぇ編集部・おのっち

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