少年がバーベキューの鉄板で義父の頭を殴打 「殺すつもりなかった」

しらべぇ / 2019年10月16日 8時40分

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(Tim Allen/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

愛知県警半田署は14日、住所不定・職業不詳のタイ国籍の少年(18)を殺人未遂の疑いで、通常逮捕した。しらべぇ取材班は、愛知県警などから話を聞いた。


■父親は頭から出血しけが

逮捕容疑は、7月4日午後7時45分ごろから同日午後8時ごろまでの間、愛知県阿久比町の義理の父親(50)の自宅で、殺意をもって頭部をバーベキュー用の鉄板で殴ったが、駆けつけた警察官に静止されたため、その目的を遂げなかったもの。

父親は頭から出血するなど全治一週間のケガを負った。

事件後、少年の行方が分からなくなっていたが、14日正午すぎ、中部国際空港から出国しようとしていたところを捜査中の警察官により逮捕された。調べに対し、少年は「鉄板で叩いたことは間違いない。ただ殺すつもりはなかった」と容疑を一部を否認している。

警察は事件の経緯等について、慎重に捜査している。


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■親子喧嘩の末に…

親子喧嘩をめぐっては、過去にはこんな事件が起きている。2012年1月15日の夜、旭川市内の自宅から、親子喧嘩の末に少年(当時13)が自宅を飛び出した。

約1時間経っても帰ってこないことから母親が市内を車で探し回ったが発見できず、翌16日の朝、警察に捜索願を出した。電車やバス、タクシーでの目撃情報もなかった。

警察では事件と事故の両面から捜索をし、ヘリも使い自宅の近くの川なども捜索したが、手掛かりはつかめなかったという。そして今も行方がわかっていない。失踪の前日、テレビのチャンネル争いで2歳上の姉と喧嘩になったとのこと。

言い争いの末、少年が腹立てて壁に穴を空けたために、母と口論になり、そのまま飛び出していったという。

■言い争いで家出

警察などによると、どれだけ仲が良い親子であっても、ちょっとした行き違いから言い争いをしたり、親子喧嘩に発展して家出をするというケースが少なくないという。

「ちょっと頭を冷やしているだけだから」「いつもすぐ帰ってくるから」と放置している人もいるが、対処法を間違えると思いもよらない結果になってしまうこともあると注意を呼びかけている。

親子喧嘩をして家出をした人が未成年者や高齢者の場合は、年齢・性別を問わずすぐに警察へ相談し行方不明者届を提出することが大事だとも述べている。

特に13歳以下の子供や後期高齢者と呼ばれる年齢の人は「特異行方不明者」と呼ばれ、警察は速やかに捜索を行うようになっているとのこと。


■家族内トラブルのリスクは…

今回の事件のように親子喧嘩などから、実際に家族に殺意を覚えたことがある人は、どれくらいいるのだろうか。しらべぇ編集部が全国の10代〜60代の男女1,732名に聞いたところ、全体の22.6%が「家族に殺意を覚えたことがある」と答えた。

家族殺意

大きなトラブル、取り返しのつかない事態に発展する前に、お互いを尊重する話し合いをもつ必要がありそうだ。


(文/しらべぇ編集部・おのっち



【調査概要】

方法:インターネットリサーチ「Qzoo

調査期間:2019年3月22日~2019年3月27日

対象:全国10代~60代の男女1732名 (有効回答数)

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