夫を「旦那」と呼ぶ理由は仏教と関係アリ? 言葉の由来に納得の声

しらべぇ / 2019年10月19日 5時45分

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(ニュースサイトしらべぇ)

18日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマ「なぜ夫のことを『旦那』と呼ぶ?」に注目が集まっている。旦那という言葉があるからただ使っていると思う人も多いだろうが、じつは旦那という言葉には秘密があった。


■「物やお金をくれる人だから」

テーマに対し、チコちゃんは「物やお金をくれる人だから」という。夫が家族の大黒柱といわれお金を稼いでいることが影響しているようだ。

「旦那」という言葉の語源は、古代インドで使用されていたサンスクリッド語で、施す・与えるといった意味を持つ「ダーナ」だと紹介。

古代インドの僧侶は、生活全てを修行に捧げるというしきたりがあった。僧侶たちは、出家をしていない一般の人から衣服や食べ物を分け与えてもらうことで、生活を成り立たせていた。


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■中国に伝わる間に…

ダーナ(施し)は自分たちに変わって厳しい修行をしてくれるお坊さんへの気持ちだったという。これは、見返りを求めずに与える施しに込められた仏教の精神であると説明した。

仏教が中国や日本に伝わるとダーナは檀那(旦那)という漢字が当てられた。さらに「施すこと」自体を指していたダーナという言葉だったが、旦那となったときには「お布施をする人」という意味に変わっていたという。

■江戸幕府の政策で夫=旦那に

旦那が夫を意味するようになったのは、江戸時代に設けられた寺請制度がきっかけであるようだ。

寺請制度とは、キリシタンを弾圧していた江戸幕府が始めた政策である。この政策は、寺の住職が戸籍を管理し一般の人を「キリシタンではない」と保証し、一家の家長はお布施をすることで、葬式や盆などの法事を依頼するというった制度だ。

この家長は、寺から見たら「旦那」であるという事実から、一家のお父さんたちが旦那になったと解説した。


■納得の声が多く集まる

旦那という言葉が仏教から始まり、江戸時代の政策によって夫を指すようになったというチコちゃんの解説にネットでは「なるほど」「仏教の言葉というのは知ってたけど…」と納得する声が相次いだ。

仏教のお布施言葉が由来であるのに、番組の回答が「物やお金をくれる人だから」だったことで、「ストレートすぎる」といったコメントもみられた。

よく使われている言葉にも仏教の単語が由来ということも意外と多い。言葉の由来を知る機会は意外と少ないので、これからもチコちゃんには期待だ。


(文/しらべぇ編集部・Aomi

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