3歳男児が海岸で行方不明 過去の水難事故場所は海が最多

しらべぇ / 2019年11月1日 16時40分

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(chuck/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

10月31日午後7時半ごろ、千葉県南房総市の和田浦海水浴場で、「3歳の男児が行方不明になった」と、自宅にいた母親から110番通報があった。しらべぇ取材班は、海上保安庁などから話を聞いた。


■2度に渡り捜索

安房郡(あわぐん)市消防本部によると、31日午後7時35分、警察から「男児が海に流された」と通報があった。救助工作車など消防車両4台(うち救急車1台)が出動し、捜索にあたったが、午後11時06分に一旦捜索を終了。1日午前6時に再開した。

銚子海上保安部勝浦海上保安署は、巡視艇1隻とヘリ1機で捜索し、1日午前7時33分に沖合2.2キロで浮いている男児を発見。救出したがすでに心肺停止の状態となっており、午前7時59分に死亡が確認された。

同署などによると、男児は父親らと一緒に海水浴場を散歩中で、波打ち際でお尻を洗っている時に波にさらわれたという。父親は「高い波が来て、息子を見失った」と話しているとのこと。現在詳しい状況について、千葉県警が捜査している。


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■同じような事故が…

海での事故はつい先日も起きた。横須賀署によると、8月25日、無人島・猿島(横須賀市)の東沖合で、子どもの遺体が波打ち際で浮かんでいるところを県警のヘリが発見。消防が引き上げた際は心肺停止の状態で、本土に移したのち死亡を確認した。

3歳男児は24日午後3時20分ごろ、母親らと島内の遊歩道を歩いていた際、1人で走って行ったまま姿が見えなくなっていたという。


■危険な水際

水難事故は過去にどれくらい起きているのか。警察庁によると、2018年に全国で水難に遭った人の数は1,529人で、そのうち692人が亡くなったり、行方不明となっている。

死者・行方不明者の割合を場所別にみると、1位が「海」で全体の53.6%、2位が「河川」(28.5%)、3位が「用水路」(9.5%)、4位が「湖沼地」(7.4%)。

そして、子供は水深が浅い場所でも、ほんのちょっと目を離したすきに、転倒して溺れたり、波にさらわれたりすることがある。幼児はもちろん、泳げない子供などが水遊びするときは、必ず大人が付き添い、子供から目を離さないようすることが大事だという。


(文/しらべぇ編集部・おのっち

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