料理研究家・リュウジ氏が“ガチ拒絶した食材”が意外すぎる 「それだけ全然駄目で…」

（ニュースサイトしらべぇ）

数々の魅力的なレシピを世に生み出し、多くの人に料理の楽しさを広めている料理研究家・リュウジ氏。この度ハナマルキ『液体塩こうじ』のアンバサダーに就任したとのことで、イベントや最近のYouTube活動について直接聞いてきた。

■本音を話しすぎて…

今回の「液体塩こうじアンバサダー就任発表会」では、製品を活用した唐揚げのレシピをその場で披露する…という一風変わった演出もあった。まずはその感想を聞いてみてた。

リュウジ氏：最初、（現場の雰囲気が）固かったからどうしようかな～と思ったんですけど、料理が始まるといつもの『バズレシピ』みいな感じでできて、結果良かったかなと。生の料理実演ですが、ショッピングモールとか地方のイベントだと結構あるんですよね！

───アンバサダーとして「液体塩こうじ」のレシピをご紹介いただきましたが、開発はどのように行ったのでしょうか。

リュウジ氏：初めて「液体塩こうじ」を口に含んだ瞬間に正直言って、 もうどのレシピにも合うなっていう風に思いまして。「これ、スープもいけるな、チャーハンもいけるな…」っていうのが頭に出てきたので、あとは思い浮かんだものをローラー作戦で全部潰していきました。

本当に僕がいつも使ってるお塩だとかお醤油だとかをまるっとこの「液体塩こうじ」に変えても味がまとまるので、じつは苦労したっていうことはそんなになかったりします。

アンバサダーだから褒めているようにも思えるが、リュウジ氏は感想をかなりストレートに発言するタイプだという。

最近ではYouTubeチャンネル『料理研究家リュウジのバズレシピ』の「そうめん」「レトルトカレー」「冷凍唐揚げ」などの各種メーカー商品の比較動画をアップしており、歯に着せぬ物言いが話題になった。

リュウジ氏：意外と怒られたりみたいなことはないっすね。ただ、この間は正直に美味しくないものがあったので「美味しくないです」っていう風に言ったらメーカーのご担当者さんから「本当に正直にやってるんですね（笑）」っていう感じで言われました。

あと、そうめんの比較はもう1回やろうと思ってて。「この商品がない、あの商品がない」ってすごい言われたので、その声集めてもう1回やろうかなと思っています。

───動画では、比較の企画が1番苦しいとおっしゃっていたような…

リュウジ氏：苦しい、きつい！！料理の方が全然楽っす（笑）

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■未公開のレシピも…

季節は夏に入り、猛暑で食欲も減退してしまう最近。そこで、料理初心者にもおすすめの“そうめんレシピ”を尋ねてみた。

リュウジ氏：そうめんね～そうめん、なんだろうな。今ちょっと見ましょうか！

と、わざわざスマートフォンに記録されているレシピを検索してくれた。さらには…

リュウジ氏：これ未公開ですけど、載せてもいいっすよ！　塩こうじと鶏がらスープを混ぜて使ってるんですけど、これが非常に美味しいです。

と、まだ世間に公開していないレシピの下書きを見せてくれた。塩こうじと鶏がらスープの相性はもちろん、納豆やガーリックパウダーなども入っていて、これは非常に味が気になるところだ。

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■苦手な食材が意外すぎる

───ちなみに、これから試そうとしている「夏におすすめのレシピ」などはあったりしますか。

リュウジ氏：動画は撮ったんですけど、まだ発表されてないものに「冷や汁」がありまして。冷や汁って脂身がないので、カロリーが低いんですよね。「超痩せ冷や汁」っていうのを作ったんで、それ見てもらえると非常にありがたいな。

あと、これレシピ化してないんですけど、「冷やし茶漬け」はやろうと思っています。最近僕、梅が食べられるようになったので…

───ありがとうございます！　それにしても、梅が苦手というのは意外でした。

リュウジ氏：もう、梅だけ全然駄目で（笑）ほら、日の丸弁当ってあるじゃないですか。あれ梅を取ったあとの赤いとこも無理。でも料理研究家をやると、だんだんね、苦手なものがなくなってくるんですよね。

ネタが詰まってくると「そろそろいけっかな～」って挑戦するじゃないですか。すると、あれ？美味いね！って発見があったりするんです。やっぱり味覚も成長していくものなので、皆さんも苦手な食材に挑戦してみるといいかな。

───それこそ、苦手な食材を「バスレシピ」で挑戦してみてほしいですね。

リュウジ氏：そうですね！僕は結構お野菜があんま好きじゃないというか、居酒屋行っても野菜料理はほとんど食べないんですよ。なんでかって言ったら、野菜そのもの自体はおいしさがそんなに僕はないかな～ていう風に思ったりしてて、だからこそ僕の野菜料理を食べてもらいたいな。

結局、野菜をあまり好きじゃない人が作る野菜料理って、めっちゃうまく作るから！味をちゃんとバチッと決めるんですよ。だから、ちょっと苦手なものも試してみてもらいたいなとは思います！

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■執筆者プロフィール

木根大心:『Sirabee』編集部記者。

インタビューや商品レビューをメインに執筆。日々のグルメレビューによって必要以上のカロリーを摂取してしまうが、自身の基礎代謝を信じすぎているためあまり年々丸くなっているのが悩み。

（取材・文／Sirabee 編集部・木根 大心）