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一見普通の古着、内タグの情報量にギョッとした… 怒涛のパワーワードに称賛の声

Sirabee / 2024年7月12日 11時25分

一見普通の古着、内タグの情報量にギョッとした… 怒涛のパワーワードに称賛の声

(ニュースサイトしらべぇ)

アパレルアイテムの内タグには、サイズや素材、洗濯方法などの情報が記載されている。

しかし以前X上では、とあるブランドの内タグ情報が「あまりにパワーワードすぎる」と話題になっていたのをご存知だろうか。

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■この帽子、タグが奇妙?

今回注目したいのは、Xユーザー・万年さんが投稿した1件のポスト。

リサイクルショップにて発見したという帽子と、内タグの写真を添えて「タグがこんなに面白いのある?」と、意味深な文章を投稿したのだ。内タグにはサイズやブランド名などの情報が英語で表記されているが…1箇所、日本語表記の部分を発見。

オリジナルジョン

そこには「英国反逆分子の戦闘服」と記されていたのだった。

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■「正直、めっちゃ好き」

「英国反逆分子の戦闘服」という、どこを切り取ってもパワーワードな10文字は人々に多大なる衝撃を与え、件のポストは投稿から数日足らずで3,500件以上ものリポストを記録。

オリジナルジョン

Xユーザーからは「正直、めっちゃ好き」「まだあったら買います!」など、称賛の声が相次いでいる。また、同ブランドの愛好家からは「Original Johnがバズってる!」「世間に気づいてもらえるまで、10年かかった…!」など、じつに感慨深そうな歓喜の声が上がっていた。

かくいう記者も、10代の頃より初期パンク、モッズ、スキンズ、マッドチェスター、ブリットポップなど、英国カルチャーに現在進行形でドップリ浸かっている身。同ブランド「Original John」が大きな話題となっている事態には、感動で枕を濡らしたほどだ。

そこで今回は、内タグ記載の「英国反逆分子の戦闘服」詳細について、オリジナルジョンに詳しい話を聞いてみることに。すると、最高にヒップでイカした舞台裏が明らかになったのだ…。

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■それにしてもこの代表、ノリノリである

「オリジナルジョン」は2007年に生まれ、2014年には高円寺に旗艦店「JOHN」がオープンした、英国のカルチャーや音楽を愛好する人々に愛されるブランド。

オリジナルジョン

デザイナー兼代表者のOKADA氏は、話題のタグ表記「英国反逆分子の戦闘服」について説明するに当たり、「当社ブランド・Original Johnのコンセプトを要約した造語です」「私が影響を受けてきたイギリスのロックンロールの先人達は、時代の流れを逆手にとって各々の道を切り開いてきました」と前置き。

続けて、「そういった彼ら、彼女らの言動や立ち振る舞いを最大限に尊重した比喩としての『英国反逆分子』と、当社の服を身に纏い、時代と戦っていくための『戦闘服』を組み合わせました」「要するに『英国サブカルチャー大好きな人達のための衣類』ということです」と、その熱いアティテュードを語ってくれたのだ。

同表記を使用し始めたのは、今から約15年ほど前からだという。

オリジナルジョン

「英国反逆分子の戦闘服」がバズった件は友人が伝えてくれたそうで、OKADA氏は「見るたびに(いいねやリポストの)数字がドカドカ増えてて、面白かったです(笑)」「あと率直な感想としては普段、絶対に情報を届けられない方々に見てもらうきっかけとして非常にありがたく、ポジティヴに捉えています」と、笑顔を見せる。

オリジナルジョン

なお、本人としては品質表示下部の「MADE IN ENGLAND」の「ENGLAND」に赤線入れ、「JAPAN」にしている点を話題にしてほしかったそうだが、「拡散してくれた全ての人に感謝!」とのコメントを寄せてくれた。

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■オリジナルジョンの魅力

オリジナルジョン

そんなオリジナルジョンの特徴・魅力について、OKADA氏は「サブカルチャーの服を復刻みたいな感じでそのまま作ることもあるけど、それって自分がやらなくても世界中で同じような物が沢山あるし、そのまま作るだけだと仕事自体に飽きちゃうから、最近は英国サブカルチャーからの影響と、私自身が10代のリアルタイムで体現した裏原カルチャーからの影響をミックスするケースも増えてきました」と説明する。

オリジナルジョン

また、年に一度訪れるイギリスの「今の空気感」を反映させたり、音が聞こえてくるようなアイテムを多数提案しているという。

OKADA氏はさらに「サブカルチャーへの知識も多少は重要だと思うけど、私も当社スタッフも職人気質で、服作り自体への知識や技術が長けているので、サブカルチャーファッションブランドの中でも、かなりしっかり作り込んでると思います」と太鼓判を押す。

今回の件で興味を持った人は、ぜひ「英国反逆分子の戦闘服」に袖を通してみてはいかがだろうか。

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク。

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテ、ハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

中学3年の夏に聴いたThe ClachのWhite Riotに衝撃を受けて以降、英国カルチャーにドップリ浸かる。


(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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