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谷原章介、県知事パワハラ告発の元職員死亡に意見 「なぜそこまで追い込まれて…」

Sirabee / 2024年7月17日 14時45分

谷原章介、県知事パワハラ告発の元職員死亡に意見 「なぜそこまで追い込まれて…」

(ニュースサイトしらべぇ)

谷原章介
16日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、兵庫県の斎藤元彦知事のパワハラを告発した元幹部職員が死亡した問題について報道しました。

亡くなったのは元県民局長の男性で、自ら命を絶ったと報じられています。司会の谷原章介さんは、故人の訴えを検証する必要性について提言しました。

■告発内容の一部が事実と判明か

今年3月、兵庫県の元幹部職員が斎藤知事のパワハラ疑惑などを告発しました。これに対し、斎藤知事は「業務時間中なのに嘘八百を含めて文章を作って流すという行為は公務員として失格ですので」「事実無根の内容が多々含まれている」などと反論しました。

斎藤知事が真っ向から否定し、事実無根だとして県は告発者を懲戒処分。しかし、事態は一転し、告発内容の一部が事実であることが明らかになりました。

県議会が疑惑を調査するために百条委員会を設置し、元幹部職員は証人として出席する予定でしたが、今月7日に死亡している状態で見つかりました。自殺とみられています。

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■遺族は「真実を解明してほしい」

上記の経緯を受けて、県職員4,000人が加盟する労働組合は斎藤知事に辞職を要求しました。さらに昨日、元幹部職員がパワハラ行為の情報源や日時・場所について記した陳述書を残していることがFNNの取材で明らかに。

音声データも残されているとのことで、遺族は「真実を解明してほしい」と、陳述書と音声データを提出しました。

谷原さんは、「今回告発をされた方は実名で告発をされていて、なおかつそういった中でも、今回はとても残念な『死をもってその抗議を伝える』という選択をされたわけですけれども、なぜそこまで追い込まれてしまったのか、その背景はとても大事だと思いますし、できればそういった選択はしてほしくなかったと本当にそう思います」と胸中を語っています。

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■立岩陽一郎「処分までしちゃっている」

ジャーナリストの立岩陽一郎さんは、「知事が最初に嘘八百だって言って否定した事実もあれば、それに基づいて処分までしちゃっているわけですよね。知事の責任は重いですよ。だけど知事の責任がどうあろうと、それに基づいて手続きをした県の職員の責任も重いわけですよね」と、県職員の責任に言及。

続けて、「地方自治が、極めてあやしい状況になっているというのが兵庫県だとすれば、それも含めて…百条委員会で亡くなった元局長の分も含めて、職員がちゃんと出てきて事実を明かすという、それが百条委員会の意味でしょうね」と、持論を述べています。

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■「なぜ処分が先に出た」という疑問も

谷原さんは、「公益通報者保護という意味では…3ヵ月の懲戒処分が出た。その前に、百条委員会で告発文の真偽を確かめた上で処分が下される、なら分かるんですけれども、なぜ処分が先に出てしまうんですかね」と、告発後に懲戒処分になったことに疑問も。

コーナーの終盤で谷原さんは、「百条委員会で告発文の真偽がどうなのか明らかになって、なおかつそれを受けて知事がどういう対応をするのか注目ですね」と発言しました。

なお、16日午後の定例記者会見で、斎藤知事は続投の意志を示しています。


(文/Sirabee 編集部・星子

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