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古舘伊知郎が“石丸構文”を分かりやすく解説 巧みな言語化に「これが真の報道人」の声

Sirabee / 2024年7月17日 21時30分

古舘伊知郎が“石丸構文”を分かりやすく解説 巧みな言語化に「これが真の報道人」の声

(ニュースサイトしらべぇ)

古舘伊知郎

フリーアナウンサー・古舘伊知郎が15日、公式YouTubeチャンネル『古舘伊知郎チャンネル』を更新。SNSで話題となった、前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏の“石丸構文”について語った。

■“石丸構文”がSNSで話題に

東京都知事選挙に出馬し、小池百合子氏に次ぐ2位の票を集めた石丸氏。結果判明後のテレビ各局の選挙特番のインタビューで、質問者に対し「なんという愚問」「どのメディアも同じ質問をするんですが」などと話す様子が注目を集めた。

これに、タレント・ふかわりょうが自身のXに「石丸さん、サブウェイ注文できるかな」とポストしたのをきっかけに、さまざまなファストフード店などで石丸氏が注文しようとして話がこじれる架空のやり取りをユーザーが続々と投稿し、“石丸構文”と話題になっていた。

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■「その手に乗らないよ話法」

古舘は、この構文について「あっという間にしぼんでいくとは思う」としつつ、「石丸構文っていうのは、質問者の整理がついていない状態の、なんだかよく分からない質問と、あるいは整理をしないで、自分の求めている答えに誘導尋問していくときに発せられた言葉を見抜いて、“その手に乗らないよ話法”を石丸構文と言う」と解説。

「何も石丸さん本人が作ったんじゃない」とし、質問者が、意地悪な意図をもって遠回りに批判するような言い方をした際に、「なに遠回りに言ってんだ、ってときに“ブラック石丸”が登場してドンと言う。言い過ぎたなと思ったら、次にまた別のテレビ番組に出て“ホワイト石丸”を演じる。これを繰り返している」と指摘する。

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■選挙特番のあり方に疑問

また、「言ってる俺も、ろくなもんじゃないの、じつは」と話し、『報道ステーション』(テレビ朝日系)のキャスター時代に、選挙特番で「必ずすることになっている3つの質問」があったことを振り返る。

その質問とは、「今の受け止めは?」「手応えはあったんじゃないですか?」「風を感じたんじゃないですか?」の3つで、「俺は(代表曲に『風に吹かれて』がある)ボブ・ディランかって、自分でツッコんでたから。何、風とか言ってんだって…」と疑問を抱いていたことを明かす。

選挙特番のあり方について「質問者もある種の意地悪さを持ちながら、それも複数対単数でバーッとやるっていうのも、どうかなって…」と話していた。

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■「言葉は重い」「真の報道人」の声

古舘の話に、ユーザーからは「古舘さんとても上手く表現されましたね」「古舘さんが全て言語化してくれました」「古舘さんの言語化能力、整理力はやっぱりすごい」「きちんと整理して言語化するのは至難の技」と驚く声が。

また、「テレビで報道をやり続けた古舘さんが、ここまで若くて柔軟な発想をしているとは素敵だ」「古舘さんはまさにメディアに身を置いていた人。その方の言葉は重い」「どっぷり報道番組に出てた人がその色に馴染まず、これだけ俯瞰でメディアに対して物申す。自分の責務を全うするカッコいい大人」「これが真の報道人」といったコメントも見受けられた。

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■古舘が“石丸構文”に言及
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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