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知っていた人はわずか1割 オリンピックで競われたのはスポーツだけではなかった

Sirabee / 2024年7月29日 14時0分

知っていた人はわずか1割 オリンピックで競われたのはスポーツだけではなかった

(ニュースサイトしらべぇ)

オリンピック・五輪

7月26日に開会式が行われた2024年パリオリンピック。バスケットボールや水泳、柔道など、さまざまな競技で日本人選手の活躍が期待されているが、その昔には意外な競技もあったようだ。

■オリンピックには芸術競技があった

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女700名を対象に実施した調査では、全体で13.3%の人が「オリンピックに芸術競技があったことを知っている」と回答した。

なお男女別に見ると、男性は15.8%、女性は10.3%という結果になっている。

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■1912年のストックホルム大会が始まり

認知率がわずか1割程度であったオリンピックの芸術競技。その始まりは、いまから112年前に遡る。

近代オリンピックの提唱者であるピエール・ド・クーベルタン男爵は、肉体と精神を磨くことが調和のとれた理想的な生き方だという古代ギリシャの哲学にならって、近代オリンピックの理念に「肉体と精神の向上」を掲げていた。

その理念を背景に、1912年の第5回ストックホルム大会から1948年の第14回ロンドン大会までの間7大会で芸術競技が行われ、建築、彫刻、絵画、音楽、文学の5つの部門でメダルが争われた。

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■「文化プログラム」として継承

日本が参加したのはそのうちの2大会だ。1932年の第10回ロサンゼルス大会には版画家の棟方志功さんや日本サッカー協会のエンブレムをデザインした彫刻家の日名子実三さんら総勢41名が参加。

1936年の第11回ベルリン大会には日本画家の東山魁夷さんや洋画家の脇田和さん、2大会連続となる棟方志功さんら総勢68名が参加している。

その後、芸術作品への評価や判定の難しさ、アマチュアリズムを掲げる中での「プロ」の参加、作品移送の問題などにより競技を廃止し、1952年の第15回ヘルシンキ大会からはメダル争いのない「芸術展示」に変更されることとなった。

さらに、1992年の第25回バルセロナ大会からは、芸術だけでなく開催国の文化なども含めて紹介する「文化プログラム」に姿を変えた。

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■スポーツ以外にも目を向けて

前回の東京オリンピックでは、リオデジャネイロ2016大会後から2021年9月までの期間に「Tokyo Tokyo FESTIVAL」、「東京2020 NIPPONフェスティバル」、「日本博」、「beyond 2020」の4つの文化FESTIVELが多彩なプログラムでオリンピックを盛り上げている。

競技のみに目が行きがちなオリンピックだが、このように「芸術競技」から形を変えて受け継がれている「文化プログラム」にも目を向けてみると、新たな楽しみ方が見つかるのではないだろうか。


(文/Sirabee 編集部・蒼羽 結

【調査概要】

方法:インターネットリサーチ

調査期間:2024年7月12日~2024年7月17日
対象:全国10代~60代男女700名 (有効回答数)

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