『河川敷』じつは多くの人が誤認している？ 本来の読み方に「知らなかった」の声

（ニュースサイトしらべぇ）

河道と堤防をあわせた区域のことを表す「河川敷」。あなたはこの言葉を、普段なんと読んでいますか？

■「河川敷」を何と読んでいる？

Sirabee編集部が全国の10代～60代の男女557名を対象に「河川敷」の読みかたに関する意識調査を行ったところ、「かせんじき」と読むと答えた人が全体で83.1％。続いて、「かせんしき」と読むと思うと回答した人が16.8％でした。

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■「かせんじき」「かせんしき」どちらでも良い

なお、「河川敷」の読みかたは「かせんじき」「かせんしき」どちらも認められています。

NHKによると、「関係の官庁や大学でそれぞれ同じ程度に使われていて、その読みかたをしている根拠もあまり明確でなく、各分野での慣用に従って読んでいるとみられること。『敷』のつく他の語の読みについて考えてみても、清濁（シキかジキか）には法則性が認めにくいこと」や、辞書によって「河川敷」の読み方が分かれていることが両方の読みかたを認めることになった理由なのだとか。

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■誤認している人が多数

約2割の“かせんしき派”がいるものの、約8割の人が「かせんじき」と認識していることが判明した今回の調査。

両様が認められているはずですが、SNS上の投稿を見ると「河川敷の読み方は『かせんじき』ではなく『かせんしき』が本来の正しい読み方」「『かせんじき』じゃないんだってさ。『かせんしき』だってさ」「河川敷って『かせんじき』じゃなくて『かせんしき』って読むんやで」と誤って認識している人が多数見受けられました。

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■30代女性、どちらの読み方でも良いと知らず…

編集部が話を聞いた30代女性は「自分はずっと『かせんじき』と読んでいます。友人で『かせんしき』と読んでいる人がいて、『“かせんじき”では？』と思っていました。どちらの読み方でも良いんですね。知らなかったです」とコメント。

言葉は時代と共に変化していくもの。知らなかった人は、河川敷の読みかたは「かせんじき」「かせんしき」のどちらでも良いとアップデートしておきましょう！

（文／Sirabee 編集部・丸井 ねこ）

【調査概要】

方法：インターネットリサーチ

調査期間：2024年7月20日～2024年7月25日
調査対象：全国10代～60代の男女557名