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女子アナ失言で物議の体臭問題、男性は「ガチで臭くなりやすい」傾向も その理由にゾッとした…

Sirabee / 2024年8月15日 4時45分

女子アナ失言で物議の体臭問題、男性は「ガチで臭くなりやすい」傾向も その理由にゾッとした…

(ニュースサイトしらべぇ)

制汗グッズ

毎年夏になると、多くの人々を悩ませるのが体臭に関する問題。周囲の匂いだけでなく、自分自身の匂いにも敏感になるものだ。

フリーアナウンサー・川口ゆり氏の騒動をめぐり改めて注目が集まっている「体臭問題」だが、実際に女性より男性のほうが「臭くなりやすい」という事実をご存知だろうか。

 
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■切っ掛けは女子アナの「匂いが苦手」

8日、フリーアナウンサーの川口ゆり氏が、Xにて「ご事情あるなら本当にごめんなさいなんだけど」と前置きし、「夏場の男性の匂いや不摂生してる方特有の体臭が苦手すぎる」「常に清潔な状態でいたいので1日数回シャワー、汗拭きシート、制汗剤においては一年中使うのだけど、多くの男性がそれくらいであってほしい…」といった内容のポストを投稿。

この内容がネット上で大いに物議を醸し、同ポストは削除されるに至った。そして11日、川口氏の所属していた事務所・VOICEは10日をもって川口氏との契約を解消したと発表。

この度は私の不用意な発言で不快にさせ、傷つけてしまった方が多くいたこと、大変反省しております。言葉を扱う仕事をしている者として未熟でした。
以後、言葉で誰かを傷つけてしまうことがないように精進してまいります。
本当に申し訳ございませんでした。

— 川口 ゆり yuri kawaguchi (@funifuniyuri) August 11, 2024

理由については前出のポストの内容に触れ、「異性の名誉を毀損する不適切な投稿行為が認められたことから、当社はアナウンス事務所として、所属契約の維持は困難と判断し、やむなく契約解除通知をするに至りました」と説明している。

関連記事:森香澄、体臭事情を赤裸々に語る とんでもなく臭い場所「あぐらかいて…」

■「流石に不当解雇」「これが男女平等」

この発表が第2波となり、ネット上では体臭、それも「男性の体臭」に関する話題に大いに注目が集まっている。

川口氏の契約解除に疑問を感じる人も少なくなく、「この発言でクビはやりすぎでは」「流石に不当解雇でしょ」といった内容に「川口ゆりさんの解雇に抗議します」というハッシュタグを添えるXユーザーの投稿も。

一方で「性別が逆だったら、何て言われただろう?」「男性アナが『夏場の女性の匂いは苦手』とか言ったら、今の倍は炎上してそう」「これが本当の男女平等では?」などの意見も多数上がっていた。

少し前には、X上で「清潔感」が何を指すのか男女で論争が繰り広げられ、今年の夏は例年以上に体臭に対する緊張感が高まっていると言える。そして実際に、女性より男性の方が「臭くなりやすい」リスクをいくつも抱えているのだ。

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■男性が「女性の倍」多い物とは…

ところで読者諸君は、いわゆる「汗臭い」匂いが生まれるメカニズムをご存知だろうか。

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男性化粧品の国内トップシェアを誇る「マンダム」は、主力ブランド「ギャツビー」公式サイト内で「不快なニオイは皮膚の常在菌が原因」と説明している。

これは「皮膚常在菌」と呼ばれる菌が汗・皮脂をエサとして食べて増殖し、その後に不快な匂いを放出するというもの。そのため不快な匂いを抑えるには「殺菌」と「制汗」が求められるのだ。

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パーソナルケア商品を多数展開する「ファイントゥデイ」も、自社サイトのブランド「エージーデオ24」ページ内で「男性は女性より、汗の量が多い」「男性は女性より、ワキのニオイの原因となる菌の割合が高い。しかも、ワキ毛にもニオイ菌がいる」「男性は女性と比べて、皮脂量が2倍近く多い」と説明している。

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つまり男性は女性より、皮膚常在菌のエサとなる汗・皮脂の量が多く、且つ皮膚常在菌そのものの割合が高い体質をしているのだ。これらを考慮すると、女性より男性のほうが「体臭がキツくなりやすい」傾向にある、というのは純然たる事実である。

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■どの部分が失言だったのか?

こちらの事実を知った上で川口氏の発言を振り返り、「何も間違ったことを言っていない」「失言でも何でもない」と感じた人もいるかもしれないが、これは危険な考えである。今回の川口氏をめぐる騒動は、別の角度から論じるべき複数の話題が存在するため、本質が捉えられていない人も少なくないだろう。

繰り返しになるが、女性より男性の方が「汗臭くなりやすい」傾向がある、という点は事実である。しかし、これは「性差」に根付いた体質的な問題である点を忘れてはいけない。

だが「体臭」(汗臭さ)が引き起こす問題は、程度の差こそあれ個人での対策も可能であるため「なぜ匂いをケアしないのか?」と、怒りにも似た疑問を抱く人も多いことだろう。実際に「スメハラ」(スメルハラスメント)というハラスメントが問題視されるように、自身の体臭に関して「無関心」であり続けることは一種のマナー違反である。

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一般的に男性のほうが女性より筋肉量が大きく、脂肪量が少ないことは広く認知されている。しかし、これらの性差が周囲に迷惑を及ぼしたり、不快感を与えるケースは極めて稀。

だが話題となった「体臭」は、周囲に害をなす恐れのあるトピックのため、今回改めて激しい論争が繰り広げられたように感じられる。加えて体臭は、非常にデリケートな話題でもある。

「男性のほうが体臭がキツくなりやすい」という事実に対し、女性はそれが「性差の影響も大きい」と理解を示し、男性は「女性より臭くなりやすい」体質であることに開き直らず、汗や匂いのケアに気を配るのが、性差を埋める男女平等の第一歩ではないだろうか。

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