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古市憲寿、メダリストの‘特攻資料館行きたい”発言に意見 「泣いて終わりにするんじゃなくて…」

Sirabee / 2024年8月16日 15時30分

古市憲寿、メダリストの‘特攻資料館行きたい”発言に意見 「泣いて終わりにするんじゃなくて…」

(ニュースサイトしらべぇ)

古市憲寿

15日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、パリ五輪の卓球女子シングルスで銅メダルを獲得し、団体で銀メダルに輝いた早田ひな選手の「行きたい場所」について報道しました。

早田選手は、帰国して行きたい場所のひとつとして「鹿児島の特攻資料館」をあげており、スタジオの社会学者の古市憲寿さんは補足するように平和の大切さに言及しています。

■鹿児島の「特攻資料館」に行きたい

一昨日、パリ五輪での戦いを終え、2つのメダルを首にかけて凱旋した早田選手は、会見で「1ヵ月ぶりの帰国でやりたいことは?」と質問されました。

早田選手は、「行きたいところとしては、1つはアンパンマンミュージアムに行ってポーチを作りたいというのと、鹿児島の特攻資料館に行って、生きていること、そして自分が卓球を当たり前にできていることが当たり前じゃないというのを感じたいなと思って」と話しました。

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■九州には複数の特攻資料館が

早田選手の出身は福岡県北九州市。九州地方には特攻隊の遺品などを展示した施設が複数あることで知られています。

複数ある特攻隊関連施設のひとつ、鹿児島県南九州市にある「知覧特攻平和会館」には、特攻作戦に参加した隊員1,036名の遺影や遺書など6,000点や当時の戦闘機が展示されています。

館長は早田選手の発言について、「早田選手から資料館の話が出たのは驚きではあるんですけど、そのような形で言っていただいたことで、こちらのほうにも若い方が来館していただいて命の尊さについて考えていただければありがたいかなと」とコメントしています。

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■特攻「させない社会」を目指すべきと主張

古市さんは、「意外でしたよね、その言葉がポーンと出てくるのは」と話し、自身も父親の実家が鹿児島で「知覧のそばなんで知覧とか万世の特攻の資料館はよく行ったりするんですけど…」と告白。

続けて、「やっぱりその、特攻があったから今の日本が幸せで平和だっていうのはちょっと違うと思っていて、むしろ、特攻みたいなことをさせない社会にしていく必要があると思うんですね」と述べました。

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■「泣いて終わりにするんじゃなくて…」と力説

古市さんは、「むしろ、特攻の記憶を受け継ぐことはすごい大事なんですけど、それにただ感動して泣いて終わりにするんじゃなくて、どうやったらこういう特攻みたいなものがもう二度とこの国に現れないようにするには…『どうしたらいいんだろう』って、そういったきっかけになるような、そういうふうに平和を考えることがすごい大事かなって思います」と強調。

第二次世界大戦全体を振り返り、「特攻で亡くなった方は数千人なんですけど、230万人の軍人の方、日本全体で300万人以上が亡くなっている戦争なんで、そのことは忘れないようにしたいですよね」と訴えています。


(文/Sirabee 編集部・星子

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