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吉野家の“ダチョウ肉”丼 肉は好印象もスープが「期待外れ」

Sirabee / 2024年8月31日 5時15分

吉野家の“ダチョウ肉”丼 肉は好印象もスープが「期待外れ」

(ニュースサイトしらべぇ)

吉野家・オーストリッチ丼

吉野家が28日からリリースしている「オーストリッチ丼 〜スープ添え〜」。同社初となる国産ダチョウ肉を使った意欲作だ。初日に食べた吉野家ファンである記者の正直な感想をまとめたい。

 
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■価格は税込1683円

吉野家・オーストリッチ丼

ダチョウの英語表記である「オーストリッチ」(Ostrich)を商品名に添えた今回の新作メニュー。

テーブル席やドリンクバーなども用意している吉野家の新スタイル「クッキング&コンフォート」店(全国約400店舗)でのみ提供される数量限定の新作で、何より注目はダチョウ肉を全面に使ったことだ。

スープ付き1,683円というハイプライス設定も気になるが、吉野家の新たな挑戦に期待し同店に向かった。

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■予想以上にウマいダチョウ肉

吉野家・オーストリッチ丼

タブレットで注文し約7分、料理が完成したと店内モニターに表示が出た。

出てきた料理はローストビーフ丼そのもの。言われないとダチョウ肉とは全くわからないレベルで、肉々しいレアな肉が白米の上に乗っている。

味は牛肉にかなり近く、肉の柔らかい質感、ブリンブリンとした適度な食感が非常にウマく、醤油ベースのソースもバッチリ合っている。野菜部分にはガーリックの効いたホワイトソース。これと卵黄と絡めると、濃厚でクリーミーな味に変化する。

吉野家が牛、豚、鶏に続く「第4の肉」として未来を見据え登場させたダチョウ肉。初めて食べたがこれは本気で美味しい。

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■問題はスープ

吉野家・オーストリッチ丼

一方、気になったのはスープ。ダチョウの鶏ガラから煮出した出汁がベースになっており、一瞬「鶏白湯」スープを思わせる濃厚なコクがある。

しかし、後味と特に香りにかなりクセがあり、これまで飲んできた鶏系スープとは明らかに違う代物だとすぐわかる。

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■完飲ならず

吉野家・オーストリッチ丼

どうでもいい話だが、記者は好き嫌いが全くない。これまで孵化寸前のアヒルの卵「バロット」含め各国の料理を積極的に食べてきたが、このダチョウスープの独特な香りはダメだった。同時に、スープ表面に浮かぶ膜も食欲を減退させる原因に思えた。

さらにオーストリッチ丼にかかったホワイトソースの濃さに加え、スープも濃厚。両者が合わさったヘビーさが、中年男性には結構くる。残念ながら完飲することはできなかった。個人的にはいつもの味噌汁のほうが100倍くらい嬉しい感覚である。

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■それで、このサンプルは何?

吉野家・オーストリッチ丼

トレイには、何の絡みかわからない美容液サンプル付きフライヤーが添えられていた。吉野家で長年食べてきた記者も初の体験。

だが、「なぜ1,700円も支払って、PR用の化粧品サンプルを受け取らないといけないのか」というのが率直な気持ちだ。独身中年男性には不要なのだ。どうせなら、料理をめっちゃ美味しくする「スパイス小袋」とかにしてほしかったよ、吉野家さん…!

仕方ないこととは思うが、オーストリッチという単語も正直聞き慣れないため「なんだかよくわからない料理を高い値段で食べた」という印象が残った。今回の新作はお世辞にも「老若男女にオススメ!」とは言い難い。

吉野家は心の底から大好きなチェーンだ。その果敢なチャレンジには賞賛を送りつつ、次回の新作もまた楽しみにしたい。


(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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