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将棋盤にある「くぼみ」の名称知ってる? その“由来”がめちゃくちゃ怖かった

Sirabee / 2024年9月3日 5時15分

将棋盤にある「くぼみ」の名称知ってる? その“由来”がめちゃくちゃ怖かった

(ニュースサイトしらべぇ)

名前のわからないもの展

ようこそ物知りな読者のみなさん。突然だが、上写真“この部分”の名称をアナタはご存知だろうか。

■将棋盤の裏

名前のわからないもの展

藤井聡太七冠の活躍で、昨今よくニュースでも目にする将棋盤。

かつて、貴族や大名の娘は嫁入り道具として華麗に装飾された将棋盤・碁盤を持参する習わしがあったとも言われ、愛知・名古屋の「徳川美術館」には、将軍家から尾張家に嫁いだ千代姫様の嫁入り道具である将棋盤が国宝として所蔵されている。

そんな将棋盤をひっくり返すと、ど真ん中に謎のくぼみが。正式には「音受け」と呼ばれる部位で、一説には駒を指した時の音を良くするための細工とされているが、ちょっと怖い俗称も存在している。

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■答えは…

名前のわからないもの展

その俗称が「血だまり」である。

名前の由来は「対局中に横から口を挟む人間は首をはねられ、このへこみに乗せられることになるという戒めがある」という説であり、将棋愛好家の間でも有名な逸話だそうだ。

本当に首をはねられた無法者がいたのかどうかは定かではないが、何とも物騒な名称である。怖い!

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■木琴を叩くアレは何ていうの?

名前のわからないもの展

続いてもう一問。この商品は何と呼ぶかわかるだろうか。そう、昔懐かしい「木琴」を叩くスティック。

木の棒の先端に黒檀、またはゴム、毛糸製の玉が付けられたアレである。「バチ」が正解なのではと誰もが思うが、実際の正式名称は違うようなのだ。

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■答えは思ったより優しい名前

名前のわからないもの展

答えは「マレット」。思ったより優しい名前だった…。

マレットは、木琴、鉄琴など鍵盤打楽器をはじめティンパニやタムタム(どら)などにも使用され、その楽器によって材質や硬さが異なる。

ちなみに英語でマレットは「木槌」を指し、木槌でボールを打つ競技「マレットゴルフ」も日本国内には存在していることも覚えておこう。テストに出るぞ!

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■最高だった「名前のわからないもの展」

名前のわからないもの展(メルカリ)

今回のアイテム、じつは8月20日から28日まで東京・原宿で開催された「名前のわからないもの展」(主催・メルカリ)で展示されていた物だ。

同展では、“検索すらされない、かわいそうなモノ”を一挙紹介し、名前を知ることでそのモノについて改めて考えてみるというメルカリらしい思いが込められている。

名前があるのに、名前で呼ばれない…そんなちょっと不憫なアイテムたちと触れ合える好企画だった。同社の次の展示会も期待大である。


(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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