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地中から現れたお菓子、とんでもない正体に目を疑う ロッテも「40年前のビックリマン」と驚き

Sirabee / 2024年11月12日 4時45分

地中から現れたお菓子、とんでもない正体に目を疑う ロッテも「40年前のビックリマン」と驚き

(ニュースサイトしらべぇ)

宝物が眠っているのは「地面の奥深く」と相場が決まっている。現在X上では、工事作業中に地面から見つかった「40年前のお宝」が大きな話題を呼んでいるのをご存知だろうか。

 
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■地中から見つかったのはなんと…

ことの発端は、Xユーザー・鼻からメンマさんが投稿したポスト。

ビックリマンチョコ

こちらの「なんか今日地面掘ってたら、40年前のビックリマンチョコ未開封で出てきた」と綴られた投稿には、ウエハースチョコとおまけシールでお馴染みのお菓子『ビックリマンチョコ』の写真が添えられていたのだ。

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■「歴史的発掘」と称賛相次ぐ

数十年も昔のお菓子が地面から、しかも非常に良い状態のまま発見されたというニュースは人々に衝撃を与え、件のポストは投稿から数日足らずで1,000件以上ものリポストを記録。

Xユーザーからは「すごい、お宝じゃん!」「懐かしい。ピーナッツが入っていた頃のタイプだ」「もうこれ化石じゃん」「懐かしすぎる」「もうこれは出土品と言って良い。歴史的発掘」など、驚きの声が続出している。

ポスト投稿主・鼻からメンマさんに詳細を尋ねたところ、配管工の作業中、こちらの『ビックリマンチョコ』を発見したことが判明。

当時の様子については、「地面を掘って配管していくため、その途中でゴミ等を仕分ける必要があり、そこで出てきたのがこの『ビックリマンチョコ』でした。缶ジュースのゴミと一緒に出てきました」と、振り返っている。

発見場所は「相当な期間掘っていなかった区画」とのことで、間違いなく古いもの、そして「未開封」のため価値があるものと確信していたそう。

しかし、リアルタイムで80年代の『ビックリマンチョコ』ブームを経験していた職場の先輩らが目を輝かせ、当時のブームを熱く語りだしたため、「これは開けなければ」という雰囲気に。

ビックリマンチョコ

かくして貴重な『ビックリマンチョコ』を開封することになったが、鼻からメンマさんからは「後悔は全くありません」と、確固たる意志を感じさせるコメントが得られている。なお、流石に中のチョコレートは溶けており、おまけシールには「逃水鬼」が同梱されていたとのこと。

写真を見る限り、パッケージの状態も非常に綺麗だが、こちらは本当に40年前の『ビックリマンチョコ』なのだろうか…?

そこで今回は、同シリーズを製造・販売するロッテに詳しい話を聞いてみることに。その結果、衝撃の事実が明らかになったのだ…。

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■ロッテの回答に耳を疑う…

なんか今日地面掘ってたら40年前のビックリマンチョコ未開封で出て来た😇 pic.twitter.com/GUXXPOt8G6

— 鼻からメンマ (@bikkuriryuu) November 5, 2024

今回話題となったパッケージのデザイン、およびおまけシールの内容を確認すると、ロッテの担当者は「1985年(昭和60年)の『ビックリマンチョコ 悪魔VS天使』第8弾になります」と、その販売時期を特定。本当に、今から40年前に販売されたお菓子と判明したのだ。

『ビックリマンチョコ』の歴史は、1977年(昭和52年)にまで遡る。

販売当初の特徴について、ロッテ担当者は「画鋲や安全ピンなど、本物そっくりの『いたずら』シールが特徴で、家具や床に貼り、誰かを驚かせるというコンセプトでした」と、説明。

その後、形態模写やダジャレをモチーフにしたシールなど、様々なチャレンジを行うものの、大きな人気には繋がらなかったという。

初代ビックリマン

しかし、85年に登場した「天使VS悪魔」シリーズより、状況が一変。天使、悪魔、お守りという三すくみの関係性の下、個性的なキャラクターとストーリーが展開され、子どもたちの心を掴む一大ブームを巻き起こしたのだ。

特徴的なデフォルメイラストと、「天使と悪魔の対決」というシンプルなストーリーが当時の子供たちの想像力を刺激し、人気に拍車をかけていく。

その影響力の大きさについて、ロッテ担当者は「『ビックリマンチョコ』を題材にしたアニメも人気となり、ピーク時には年間4億個という驚異的な販売数を記録しました」「友達同士でシールを交換したり、情報を交換したりするなど、コミュニケーションのきっかけとなり、多くの人にとって幼少期の大切な思い出となりました」と、説明してくれた。

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■令和の現代も現役のビックリマン

80年代に大きなブームを巻き起こした『ビックリマンチョコ』シリーズは、令和の現代でももちろん現役。

紅白ビックリマンチョコ<39thANIVERSARY>

近年の展開や今後の展望について、ロッテ担当者は「コンテンツコラボ商品や地方創生プロジェクトなど、新たな取り組みを通じて、当時のブームを知らない新しい世代にも魅力を発信し、『ビックリマン』を時代を超えて愛されるブランドへと成長させていきたいと考えております」と、語ってくれた。

ビックリマンチョコ・2017年復刻セレクション

なお、今回話題となった『ビックリマンチョコ』の発掘についてはロッテも衝撃を受けているようで、担当者は「40年前に発売されたビックリマンが、こんな形で再び世の中に姿を現すとは、大変驚いております」と、目を丸くする。

ビックリマンチョコ

続けて、「年月を経て古びた風合いもまた、当時の思い出を呼び起こす魅力の一つですね。この機会にビックリマンの新たな魅力を発掘し、より多くの方に楽しんで頂けるような取り組みを今後も続けてまいります」と、粋なコメントを寄せてくれた。

かつてビックリマンに「夢中になっていた」という世代の人々も、ぜひこれを機に、令和最新の『ビックリマンチョコ』を手にとってみてほしい。

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