マッチしてもタイミングが合わなかった彼とやっとデートなのに… 気づけば大人数での飲み会に!?
Sirabee / 2024年11月10日 18時0分
(ニュースサイトしらべぇ)
ものまね芸人・こいでまほがリアルな体験談や心境をポップに時にダークに伝えていく『全力! 婚活ダイアリー』。
元カレ・えびおくんが忘れられずもう一度復縁チャレンジをしましたが結局失敗。そしてこっちが引くと追ってくる男性の謎の行動にもういい加減疲れ果てました。自分からは連絡しないと自分と約束し、新規に会っていくことした私。今回は、マッチしたもののタイミング合わず流れていたデートでしたが、やっと会えることに!
ですが、まさかの展開に…。
★これまでのエピソードはコチラ!
■やっと会えるハイスペックな男女が集うマッチングアプリTでマッチングしたものの、タイミングが全く合わなかったワイルドスギちゃんを若くした感じの彼と、会う日が決まったのです。マッチしてから数ヶ月も経っていました。こういうこともあります。メッセージはマメな彼なので、やりとりさえ続いていればいつかは会える。
気さくで話しやすそうな印象を受けたので楽しみにしていました。中野に集合が決定しました。マッチングアプリのデート場所としては少し珍しい場所。そこは、気づけば、彼の縄張りでした…。
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■なに、ねこかぶってるの?芸人たちと打ち上げに使っているような居酒屋で待ち合わせ。到着するとすでに座っていた彼の見た目は写真通り。やはりワイルドスギちゃんを若くした感じ。明るく挨拶をし、いつも通りの会話がスタート。マッチングアプリ慣れしまくってる私は、休日はなにしてますか? など、薄いトークを展開してると
「なに、ねこかぶってるの?」と彼。「いやいや、知ってるから、あなたのこと。そんなキャラじゃないでしょ、昔からずっと見てたからね、このモノマネもこのモノマネも知ってる、あれは良かったよ」。忘れてました、このアプリ一応芸能人マークがついていることを。にしても、詳しすぎる。久しぶりのお笑いファンの登場。
「大好きだから、芸人。ほら、俺、ワイルドスギちゃんに似てるでしょ?」すごく自分のことを客観視できているようです。お笑いの話ばかりになるのはイヤなのですが、まぁたまにはサービスでいいかという気分になり聞かれることには答えていました。それにしても、この彼の仕事はなんだっけ?
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■コンサルというおしゃれワード「お仕事、何してるんですか?」と聞くと「まぁ、いろいろとね…」と急に歯切れが悪くなるワイルドスギちゃん若い版。「いろいろって?」なんとなく怪しく感じてきました。彼、本当にコンサルか?
「俺、元々ホストなのよ」…なるほど、だから妙に喋り慣れてるし、ミーハーお笑いファンとはいえ、気分を良くしてくれる感じがあるのはそのせいか。じゃあ、コンサルとは? 「で、今は、まあ、いろいろと」その“いろいろ”の部分を聞きたいのだが…「今は、お店のコンサルをいろいろと」お店のコンサル?
この“コンサル”というワード。聞いてもいまいち理解できていない職種ではあります。私の勘ですが、この彼コンサルというワードを使いたいだけな気がしました。今どきの若者な感じがしますし、すごくファッション感覚で言いたくなるような、そう言っておけばこれ以上追求されないという、ちょうどいい言葉なのかなと。
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■プロフィールの意味仕事についてこれ以上は聞くのをやめました。この審査制のマッチングアプリ。最近、少し不信感を抱いていたところでした。嘘の経歴で審査が通る人もかなりいるんだなと確信してきました。200人以上と会ってきて人を見る目が養われてきたとは思うけれど、やっぱり真実はわからない、なので直感で感じる違和感が大切。
「来月から大阪なんだよね」と急にスギちゃんが言い出しました。「だから、会えてよかった、ラッキーだよね」と、笑顔。東京ラストマッチングで芸人に会えてよかったってこと? 彼女作る気はなし? あと…と続けて言ってきたことは「俺、バツイチで子供いるし」でした。
そんなことプロフィールにはいっさい書かれていませんでした。10歳くらい年下だったので油断していました。マッチングアプリのプロフィールの意味って、もはやないのかもしれない。
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■飲み会開催すると突然、スギちゃんが、おー! と言いながら他のお客さんに絡み始めました。知り合いがいたらしく、騒ぎはじめるスギちゃん。どうしたんすかー? 飲んでるんすかー? とガヤガヤ…。どうやらこの居酒屋はスギちゃんの行きつけだったようです。なんかイヤな予感。私が最も苦手とする空間になる予感。
「あっ、この子、芸人さんなんですよ」…ほら最悪だ。勘弁してほしい。私の説明を始めるスギちゃん。プライベートなのにこんなのストレスでしかない…ですが、チラッとその知り合いたちを見ると、嫌な人たちにはあまり見えない。
むしろ、へー! と、素直に反応している。なので変な空気にしていけないと思い「はい、マッチングアプリで会いました♡」と返すと、異常に盛り上がり、一緒に飲もうよという展開に…。
■マンツーマン派はしんどいマッチングアプリでデートしたとは思えない、ただの飲み会と化しました。「これから応援するよ!」と言ってくれて、いい人たちだったのですが、私はマンツーマン派だし、あまりよく知らない人のさらによく知らない人たちにいきなり溶け込むということは滅多にしない。
十分がんばった…。私は、終電がなくなりそうという芝居をして、帰らせてもらいました。予想とは違うデートとなりました。やっとタイミングが来て会えても、こんなことになるんだ。まぁいい経験になったなと思うようにしました。
これで終わりかと思いきや、数ヶ月後、ワイルドスギちゃんから悩み相談の電話が来る?! そして「さてさて、まほはさぁ」が口癖のカジュアル男性とマッチングしてしまい… 続く!
◆こいでまほ
太田プロ所属のものまねタレント。フジテレビ系で放送の『 ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ』で優勝経験あり。
aiko、優香、泉ピン子などものまねネタ多数。近年はナレーションなどの活動も積極的に行っている。
(文/Sirabee 編集部・こいで まほ)
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