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堀江貴文氏、松本人志騒動の解説で「ある表現」に違和感が… コメント欄で議論勃発

Sirabee / 2024年11月12日 14時0分

堀江貴文氏、松本人志騒動の解説で「ある表現」に違和感が… コメント欄で議論勃発

(ニュースサイトしらべぇ)

堀江貴文

実業家のホリエモンこと堀江貴文氏が公式YouTubeチャンネルにて、お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が、『週刊文春』の報道で名誉を傷つけられたとして、発行元などに損害賠償を求めていた訴訟を取り下げたことについて言及。

コメント欄では、ユーザー同士が「ある表現」をめぐり議論になるなど反響を呼んでいる。

■裁判の終結を報告

松本は『週刊文春』が2023年12月に、松本から性的被害を受けたとする2人の女性の証言を掲載した記事により名誉を傷つけられたとして、同誌を発行する文藝春秋などを相手取り、約5億5,000万円の損害賠償と記事の訂正を求める訴えを起こしていた。

しかし今月8日、代理人弁護士を通じて「この度、被告らと協議等を重ね、訴訟を終結させることといたしましたので、ご報告いたします」と、裁判の終結を報告。

松本はコメントで、「これまで、松本人志は裁判を進めるなかで、関係者と協議等を続けてまいりましたが、松本が訴えている内容等に関し、強制性の有無を直接的に示す物的証拠はないこと等を含めて確認いたしました」と説明。

「そのうえで、裁判を進めることで、これ以上、多くの方々にご負担・ご迷惑をお掛けすることは避けたいと考え、訴えを取り下げることにいたしました」と真意を明かしていた。

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■「双方痛み分けのような形」

堀江氏は、「松本さんの問題は結局、『物的な証拠はない。だけれども、不快な思いをさせたら謝る』と。あくまでも性加害をしたことについて謝っているわけではなく、不快な思いをした人に謝っているってところがたぶん、妥協のポイントだったんだと思います」と指摘。

損害賠償請求訴訟ではあるものの、「名誉毀損の損害賠償って、せいぜいもらえても1,000万円ももらえないんで。5億5,000万円だか何だか請求していましたけど、そんなものは認められるわけもなく、裁判費用もずっとかかり続けるんで、やってもあんまり得はない」とも述べる。

「松本さんも色々あったんだと思いますけど、和解…金銭の和解もないということで、双方痛み分けのような形になっているんじゃないかなと思います」と語った。

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■「和解」めぐりユーザー同士が議論も

この「和解」という表現をめぐって、コメント欄ではユーザーから「『和解』ではない」「和解では無く取り下げですよね?」「取り下げの際相手側の同意も得るけど、それと『和解』は全く別物」「『和解じゃなくて、裁判取り下げの同意を得た』な」との声が。

一方で、「和解で間違っていない。金銭の授受関係なしに訴訟取り下げ裁判終結し双方合意した時点で和解というんだよ」「文春側が合意した時点で実質的な和解です」「合意があっての取り下げだから実質的な和解」との意見も寄せられ、論争状態に。

「訴訟を取り下げることと、どこまで公表するのかを含めた裁判外の和解が成立したのでしょう。他にどのような和解条項があったのかは当事者にしか分かりません」「和解だと裁判で和解の内容が裁判に残るから、お互いが和解の内容が公になる事を避ける為に『松本人志訴え取り下げ、文春もそれに同意』になったんだよ。裏で和解しているかどうかは本人達や担当弁護士しか分からない」とのコメントもみられた。

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■「和解」と「取り下げ」

なお、「和解」と「取り下げ」はどちらも訴訟手続きを終了させる方法ではあるが、和解は当事者同士が互いに譲歩して争いをやめることで、裁判所が和解内容を記載した和解調書を作成して訴訟が終結する。

取り下げは、訴訟を初めから係属(裁判所での取り扱い)しなかったことにして訴訟を終了させるもので、原告は訴訟費用を負担する。裁判所の公式サイトによると、「訴えの取り下げは基本的に将来の再訴禁止の効力を生じませんが、その他のものについては、これらの事項を記載した調書は確定判決と同一の効力を有することになります」としており、取り下げの場合には、将来的に再び提訴することもできるようだ。

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■橋下徹氏は「実質的な和解」見解

ちなみに、元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏は9日放送の『ドっとコネクト』(カンテレ)に出演した際、松本の訴訟の取り下げについて言及。

「訴えを取り下げようと思えば文春側の同意も必要。『同意するにあたっては女性に対して謝罪をしてくださいね』っていうのは実質的な和解でいいです。金銭の授受もないということも含めて和解。法的な用語としては『訴えの取り下げ』になってますけど、お互いにメリットがあるということでこういう形で終局したんでしょうね」との見解を示していた。

■松本の裁判終結について言及
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ

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