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『海ダイ』涙する百合子のために、賢将の“優しさあふれる行動”が反響呼ぶ 「不器用に見えながら…」

Sirabee / 2024年11月19日 18時0分

『海ダイ』涙する百合子のために、賢将の“優しさあふれる行動”が反響呼ぶ 「不器用に見えながら…」

(『海に眠るダイヤモンド』/©TBS)

『海に眠るダイヤモンド』(『海に眠るダイヤモンド』/©TBS)

昭和の高度成長期・1955年ごろの長崎県・端島と現代・2018年の東京を舞台に、そこに住む人々の愛・友情・家族の物語を綴る日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)。

17日放送回では、清水尋也演じる賢将と土屋太鳳演じる百合子との関係性に注目が集まった。

■恋愛模様が進展

1958年の端島では鉄平(神木隆之介)と幼なじみの賢将、百合子、朝子(杉咲花)らと、鉄平の兄・進平(斎藤工)、島に移住してきた歌手・リナ(池田エライザ)ら6人の恋愛模様が描かれてきた。

鉄平が片思いしてきた幼なじみ・百合子は賢将と交際していたが破局。3話で朝子(杉咲花)の初恋相手が自分だと気づいた鉄平は朝子と急接近、進平とリナの仲も深まっていく。

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■病床の母の容態が悪化

4話では、1945年8月・長崎で被爆し長らく体調を崩していた百合子の母・寿美子(山本未來)の容態が悪化。信心深いキリスト教徒であった母、信仰に対して反発していた百合子だが、自身の態度を反省し病床の母に謝罪した。

母との幼少期の思い出では、亡き姉・千鶴と共に贈られた聖母マリアが刻まれたペンダントが登場する。台風が端島に直撃した日(2話)、避難せず神に祈り続ける母に怒りを覚えた百合子は、衝動的にそのペンダントを窓の外に投げ捨ててしまった。

母は亡くなり身内だけで密葬したが、それをたまたま耳にした賢将は心配して百合子を訪ねる。百合子は「姉ちゃんがいっとう幸せだった、あそこ(45年8月の長崎)ですぐに死ねたんだから」と賢将に吐露した。

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■号泣する百合子の前に…

その後、和尚(さだまさし)に、「全部捨ててしまったの、なんにもない、すがるものがなんにも」と伝えながら、無いはずのペンダントを触る仕草をする百合子。母と姉、信徒・国民を奪った「戦争」と「神」「信仰」への怒りが爆発、涙をこぼす百合子に和尚は「ごめんね、私達が…私達大人達が苦しみば作り出してしもうたとよ、子供達に大きな禍根残してしもた」と謝罪するのであった。

帰り道、落ち込む百合子と合流した賢将は、台風の日に偶然見つけた百合子のペンダントをそっと差し出す。母の最期を思い出し座り込んで大号泣する百合子を見つめながら、賢将はなにも言わず彼女の前に立ち、自身の体で島民から百合子を隠した。

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■賢将への称賛が殺到

百合子の怒りと悲しみが描かれた今回。それぞれの恋愛模様も進展していくなか、人目もはばからず涙する彼女をかばう賢将の姿に視聴者からは称賛が集まっている。

「泣いてる女を自分の体を使って見せないように隠してくれる男なんて、全ドラマ好きの大好物じゃねーか、賢将よ」「狭いこの島で百合子の泣き顔が誰にも見られないように高い背で守る賢将が不器用に見えながら繊細な器用さが愛おしすぎて苦しい」「泣きじゃくる百合子を、道ゆく人から隠すように立つ賢将、優しいよ。いいやつだよ。幸せになってよ」といった声が殺到していた。


(文/Sirabee 編集部・サバマサシ

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