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甲斐拓也が巨人に移籍したら人的補償は? 伊東勤氏が分析 「給料の高い選手を外したり…」

Sirabee / 2024年11月22日 16時0分

甲斐拓也が巨人に移籍したら人的補償は? 伊東勤氏が分析 「給料の高い選手を外したり…」

(ニュースサイトしらべぇ)

甲斐拓也

元西武ライオンズ・千葉ロッテマリーンズ監督の伊東勤氏が自身のYouTubeチャンネル『110チャンネル』で、FA宣言をした福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也選手について語った。

■FA宣言した選手を分析

伊東氏がFA宣言した選手の移籍先や力量を分析した今回の動画。

そのなかで甲斐選手について「キャッチャーということで。今年は複数年契約をせずに単年で今シーズンを乗り切ってきたんですけど、1番人気で注目される選手だと思うんですよね」と分析する。

続けて「これだけ実績を残しているキャッチャーですから。ジャイアンツが獲得すると言われてますけどね。行くか行かないかは別にして、パ・リーグでやってた選手ですから、セ・リーグに行ってみたいという気持ちはあるのではないか」とコメントした。

関連記事:プロ野球FA制度の”人的補償”についてどう思う? 6割は「人的補償は必要」

■話題は人的補償選手に

その後、話題は甲斐選手が巨人に入団した場合の人的補償選手に。

プロテクト選手について伊東氏は「意外と若い選手を守りたいから、給料の高い選手を外したりする。 それは他球団が採らないじゃないですか。そういう駆け引きも多分あると思う」と指摘した。

関連記事:大城卓三はソフトバンクにFA移籍する? 伊東勤氏が可能性を分析「性格的に…」

■西武監督時代を回想

松本アナは、巨人に在籍していた工藤公康氏が、門倉健氏のFA移籍に伴う人的補償で横浜ベイスターズに移籍したケースを紹介し「プロテクトされてなかったんだって思った記憶がある」と語る。

話を聞いた伊東氏も西武ライオンズ監督時代、豊田清氏のFA移籍で巨人から江藤智氏を人的補償選手で獲得した際を振り返り、「江藤がジャイアンツから出てましたから。だから江藤を獲得した。1億5,000万ぐらいだったかな。『採ろうよ』と言って採ったんですよ」と告白した。

関連記事:西武ライオンズ、山川穂高の人的補償で甲斐野央を獲得 和田毅残留もファン複雑

■人的補償ではトラブルも

伊東氏が指摘するように、FA宣言に伴う人的補償選手では、巨人を中心に大物が移籍するケースが多々あった。過去にはチームの中心だった内海哲也現投手コーチや長野久義選手がそれぞれ人的補償で移籍している。

トラブルも発生しており、中日ドラゴンズの大物選手が人的補償選手に選ばれ、移籍を拒否したといわれる。

また、昨年は山川穂高選手の人的補償に「和田毅選手が決定した」と一部メディアが前日に報じてファンから反発が噴出。甲斐野央投手が選ばれるという事態に発展。一部から批判やルール違反を疑う声が上がった。ルール上、人的補償による移籍を拒否した場合は、資格停止処分となる。

関連記事:福岡ソフトバンクホークス・甲斐拓也を伊東勤氏が辛口評価 「思うように成長してない」

■伊東氏がFAの人的補償選手を語る
(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治

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