ヤフー「一極支配」は終わるのか?本日上場『グノシー』の初値は公開価格と同じ1520円

しらべぇ / 2015年4月28日 6時0分

 画面はスクリーンショット http://gunosy.com/ です

250をこえるメディアのニュースやコラム、漫画などをキュレーションして配信しているスマホアプリ『グノシー』が、本日4月28日、東京証券取引所マザーズ市場に上場。初値は、公開価格と同じ1520円だった。

グノシーは、900万ダウンロードを突破。同じくニュースアプリの『スマートニュース』などとしのぎを削っている。

■ニュースといえば「ヤフトピ」だったが…

グノシーやスマートニュースが登場するまで、ネットでニュースといえば、ヤフーのトップ画面に載っている『ヤフートピックス』、いわゆる「ヤフトピ」。

新聞社の速報からエンタメ情報、スポーツなど幅広いニュースを掲載して、ヤフーを訪れる理由のひとつになっている。

ヤフーが発表している資料 http://marketing.yahoo.co.jp/service/ad_feature.html によれば、

・日本のインターネットユーザーのうち、約80%がYahoo! JAPANを利用

・月間総ページビュー(PV)数は約606億PV、スマートフォンで約273億PV

数字はトップページだけでなく、全サービスの総計だが、ネットにおける「マスメディア」といっても過言ではない数字である。

また、パソコンではブラウザの「ホームページ」をヤフーに設定し、「パソコンを立ち上げるたびに、とりあえずヤフーを見る」という人も少なくないだろう。

■もはや、ネット見るならパソコンよりスマホ?

しかし、気になるデータがある。しらべぇ編集部が全国20〜50代のネットユーザー354名に調査 https://mind-sonar.com/target/Wef10f174-002a-452f-a0d6-653fc68f1adc したところ、「最近、パソコンよりスマホでネットを見ることが増えた」と答えた人は約6割。

スマホネット

女性ではさらに顕著で、8割近くが 「パソコンよりスマホでネット」と回答した。

スマホ男女

スマホのホーム画面には、さまざまなアプリが横並びで置かれており、パソコンと違って「ホームページ」という概念はない。

ヤフーの利用が「習慣頼み」の部分があるとしたら、この傾向は脅威かもしれない。

■ヤフトピを見るのが減った人は、増えた人の約2倍

もうひとつ、興味深い調査結果が。

「ヤフートップ画面」を見る回数の変化について、全国20〜60代のネットユーザー549名に聞いたところ、全体の8割強が「変わらない」と答えた一方で、「減った」と答えた人は、増えた人の約2倍。

ヤフトピ頻度

「ネットはスマホで」という影響が、少しずつ出始めているのだろうか。

■グノシーやメルカリは「カテゴリーキラー」となるか?

グノシーやスマートニュースは、「ヤフトピ」が果たしていた機能に特化した、いわばカテゴリーキラー。

「ヤフオク」の愛称で呼ばれるオークションも根強い人気があるが、この分野でもスマホでは、フリマアプリ『メルカリ』が1300万ダウンロードをこえるなど勢力を拡げている。

1520円の公開価格で、市場から103億3068万円を調達したグノシーは、この資金を活かしてどのような成長を描くのだろうか?

(文/しらべぇ主筆・タカハシマコト http://sirabee.com/author/makoto_takahashi/ )

qzoo https://qzoo.jp/public/landing/sirabee/

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo https://qzoo.jp/public/landing/sirabee/ 」
調査期間:2015年4月17日~2015年4月20日
対象:全国20代~60代男女549名

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