【タル坊のアジアでなんぼやで】日本の生ジュースの値段でタイだと何杯飲める?

しらべぇ / 2014年12月1日 8時0分

せんじつ、麻布十番のバーbpでタグボートの多田琢氏とばったり出会い、タグボートの子会社でタルボートを作りませんかともちかけて断られたタル坊です。大阪とバンコックに住んでいます。

博報堂のクリエィティブOBで、この間まで大学教授でした。 大阪・東京・ソウル・京都・神戸・バンコック・北京・クアラルンプール・ニューデリーやらアジア各地を回り、クリエィティブの研修講師をしながら、墳墓の地をさがしているこの頃です。

このシリーズは、大阪人がすぐに「それなんぼ?」と値段を聞く、そのアジア版です。大阪人もアジアの人もお金の話をするのはハシタナイ、とは全く思っていません。「ちょっとあんた、これなんぼやったと思う!」「ちょっとあんた、なんぼもろてんの?」は、「やあ元気?」と同じくらいの挨拶言葉であります。

「なんぼ?」はもっとも身近な生活調査。幸福論は、ともすればお値段比較論。アジアでの物価は、ときに人の営みと国の本質をえぐりだします。あっちで見、こっちで支払った「なんぼ?」をできるだけ正確にレポートしていきます。

しかし、わたしよりもっとアジアに詳しい人も多数いらっしゃると思います。それは違いますよというご意見、ご感想があれば、しらべぇ編集部までお知らせください。わたしは耳を貸しませんけど。独善主義を貫くシリーズです。

■日本の生ジュースの値段は、タイの26.3倍

さて、第1回はタイです。「物価が安いので暮らしやすい国」の代表みたいにいわれます。写真はバンコックのカオサン。ママが絞って娘が売る正真正銘の生ジュース(タイ語でソム、金柑みたいな蜜柑のジュース)、これが美味しいのですよ。

タイにいるときは毎日いただきます。わたしが手にする小瓶は60円、ケースの上の大瓶は90円です。以前、日本のTホテルのフレッシュジュースの正体が、「実は非加熱加工のストレートジュースであること」がバレましたね。メニュー価格は1,580円だったと思います。

こちらは目の前での生絞りパフォーマンス、不当表示のしようがありません。1瓶に蜜柑10個は絞っています。

そのTホテルでもフレッシュジュースを注文したことのある身として言いますが、60円フレッシュジュースを飲みながら、道行くタイ人をつかまえては「これ日本やったらニセモノで1,580円やねん!」と話しかけるのですが、誰一人信用する人はいません。

■左が「金鳥の夏、日本の夏」。右が「金鳥の夏、タイの夏」。

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左の金鳥の渦巻きは日本で買ってタイへ持って行ったもので、スーパーで350円。右の金鳥はバンコックのスーパーで60円でした。どちらも10巻入り。ちがいは煙の立ち上がり方が日本製のほうがちょっと上品かな。

効き目は、タイ在住30年の日本人マダムのお話によれば、日本製がタイでは,タイ製が日本では良く効くそうです。それぞれの国の蚊に薬物耐性ができているにかもしれません。

■警官への「袖の下」のお値段は?

20年ほど前に仕事でタイに滞在していた時に、現地の駐在員から警官への賄賂の渡し方を教わりました。車を止められたら、後部座席の窓ガラスを下げ、警官が覗きこんだら、膝の位置で縦に折った100バーツ札(当時≒500円)をピッと立てること。外から見えないように握らせるのがコツ。

楽しみに何回も練習したのですが、いまだ「袖の下警官」を経験していません。経験した現地の駐在員の話では、日曜日にパタヤへ向かう途中でネズミ取りに引っかかり1,000バーツ(当時≒5,000円)の袖の下を握らせたら、あまりの高額に警官がビビッて500バーツのお釣りをくれたそうです。

警官が賄賂にお釣りをくれる国は世界でたぶんタイだけでしょう。タイはそんなユルユルなところが確かにあります。では、また。

(文/しらべぇ海外支部・タル坊 http://sirabee.com/author/tarubo/ )

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