「クリエイティブな仕事」は敷居が高い? 「自分にはできない」と思う人は約40%

しらべぇ / 2014年12月3日 6時0分

就職活動を行う学生や新社会人にとって、「クリエイティブ系」と呼ばれる職種はとても人気があります。マスコミや広告代理店でもクリエイティブ職は常に志望者が多く、何を隠そう、かつて筆者もそんな学生のひとりでした。

人気の理由は何なのでしょうか。人それぞれあると思いますが、代表的なのは、「『自分の個性・感性を活かした創造的な仕事ができる』イメージがカッコいいから」ではないでしょうか。もしくは、「斬新なアイディアで、それまでどうしようもないように思えた課題を見事にスパッと解決していく」という切れ味の良さもあるでしょう。

■「クリエイティブ」な仕事はできない?

しらべぇ編集部では、「自分には創造的・クリエイティブな仕事はできないし、したいとも思わない」と思う人の割合を調べてみました。すると、

creative_job_sirabee_dekiru_dekinai

・あてはまる:38.2%
・あてはまらない:61.8%

と、4割程度の人が「クリエイティブ職に対する敷居の高さ」を感じている結果になりました。

しかし、果たして本当にクリエイティブ職だけが創造的な仕事をすることができて、それ以外の人はできないのでしょうか。クリエイティブ職の人たちは感性をバンバン発揮して、キレキレな仕事をしているのでしょうか。

いえ、実際のところ、世に出る創作物の影で大変な泥臭い努力をしていますし、反対に営業職や人事、事務職でも、優秀と言われる人ほど、仕事の中でこれまで存在しなかったり、人が思いつかない新しいやり方を編み出していたりします。実際に筆者が知っている話ですが、競合各社が提案の質や価格で競争している中で、その人は提案書などほとんど作らずに、発注先の意思決定者とゴルフをするだけで受注を決めてくるというすごい営業マンがいました。

これがよいかどうかは別にして、「プランの提案を依頼されているのにも関わらず、提案せずにゴルフをする」という発想は、クリエイティブだと思いませんか?

作家・中島らもの言葉に「ロックとは音楽のジャンルではなくて、一つの生き方だ」というものがありますが、仕事における「クリエイティブ」という言葉も同じで、仕事に対する向き合い方次第で、どんなの仕事も「クリエイティブ」なものになるのだと思います。

「すべての単純作業はコンピューターに取って代わられる」という未来予想もあります。果たしていつそうなるかはわかりませんが、今自分がしている仕事を単純作業だと感じてしまう人は、「ここをちょっと変えたらよくなるのでは?」というポイントを見つけて改善していくことを少し意識してみてはいかがでしょうか?きっと仕事が今より充実して楽しくなると思いますよ。

Photo by Giuseppe Milo https://www.flickr.com/photos/giuseppemilo/12570992595/

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo https://qzoo.jp/public/landing/sirabee/ 」
調査期間:2014年11月14日(金)~11月16日(火)
対象:全国20代~60代の男女計1500名

(文/しらべぇ編集部・植岡耕一 http://sirabee.com/author/koichi_ueoka/ )

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