【主婦の視点から】消費税増税は100%逆効果! 女性の生きにくさを倍増する恐れも

しらべぇ / 2014年12月4日 7時0分

*Photo by Shutterstock http://www.shutterstock.com/ja/

あなたは「消費税増税」、賛成ですか? それとも反対ですか? ちなみに、専業主婦の筆者は、増税反対派です。正直、10%引き上げが先送りになって、テレビの前でホッと溜息を漏らしてしまいました。

しかし、いずれ確実に増税は実施されるでしょう。それなら、せめて食料品だけは税率を変えないでもらえないものでしょうか。それだけで、女性の生きやすさは格段に違うはずです! それはなぜか?今回はいち主婦の目線で、その理由をお伝えしたいと思います。

■そもそも今後の戦略が女性に役立ってない!

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*Photo by Statesmen’s Forum: HE Shinzo Abe, Prime Minister of Japan https://www.flickr.com/photos/csis_er/sets/72157632861472873

色々な女性がいるので、もしかしたら「増税すれば、その分だけ子供を産んだり育てたりしやすい世の中になる。もしそうなるのであれば、私は賛成です」と考える女性は多いのかもしれません。

しかし、既婚女性にとっては、今の生活がほんの少しでも変わることは非常に大きな問題。とくに、筆者のように「すでに高校生と大学生の子供がいる女性」は、増税のメリットが見えにくい。

まず、安倍総理の成長戦略スピーチでは、『女性が働きやすい環境を整え社会に活力を取り戻す』」『若者も高齢者も、もっと自分の能力を活かして活き活きと働ける社会にする』『日本の若者を世界で活躍出来る人材に育てる』という戦略の話がありましたよね。

この3つには、大いに期待しています! これらは、必ず実現していただきたいところです。でも、ちょっと冷静になって考えると、耳障りのいい言葉に惑わされているだけのような気も。そもそも、女性が働きやすい社会を作るために国が子育て支援をすると言いますが、『子育てしやすくなった』と実感している人は一体どれぐらいいるのでしょうか?

『自分の能力を活かす』というのも、何だかおかしな話です。民主主義国家の日本ではみんなと同じことをする教育方針ですよね。個性を伸ばすどころか、個性が持ちにくくなっているのに、活かせるものでしょうか?

3つめも首を傾げてしまいます。日本はいずれ国際化社会を目指していく。だからと言って、若者が世界で活躍できるようにすることにお金をかけていくって、ハイリスクすぎませんか?

シングルマザーの女性でも、子供にそこまでのことができる世の中になるというのでしょうか? 貧困が社会問題になっている、今の格差社会で?例えば、インターナショナルスクールや留学って、一部の富裕層しかできないことですよね。不公平極まりないのではないでしょうか。

■食費の節約が大変だと女性は輝けない!

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*Photo by yuzuki 2008 https://www.flickr.com/photos/iandeth/sets/72157611931516443

また、駄菓子や漫画を買う子供達にも増税はダイレクトに関係します。また、子育て世代には教育費、塾代、習い事に影響してきますよね。

今回の増税、筆者の子供達も嘆いていました。

『増税でうまい棒が11円になるかもな』 

『げ!お菓子もかよ』

『まぁね~。国が借金だらけだから、消費税10%になるのだよ』

『小遣いが上がるわけじゃなさそうだし、やりくりが大変になるじゃん。めんどくせ~!』

なんて会話を子供達がしていたのがきっかけとなって、「増税はデメリットの方が目立つ」と心配になってきたのです。

少なくとも筆者の家では、税率8%の今だって、節約生活を強いられるだけで家庭が潤った、支出が増えたなんてことありません。スーパーのレシートを見て「税金高っ!」と思うくらいです。「10%にするのは、もうちょっと待って!」と言いたくなります。

消費税が10%になったら、絶対に家計を切り詰めないといけません。主婦が家計のどこを詰めていくのかというと、順番的にはまず夫のお小遣い、次に食費です。

お肉だって、たまには牛肉にしたい。けれども、国産は高い。安いお肉って、輸入物が多いのです。これでは、国産の食料品を買わなくなってしまう。すると、日本の食料自給率が下がるのではないでしょうか…。

食費は抑えたいものの、筆者は食べ盛りの子供が二人います。そのため、できればお腹一杯食べさせてあげたいので量は減らしたくないのです。よって、10%になったら、もっと食料品を安く買う工夫をしないといけなくなります。

これは決して一部の家庭の話だけではないはずです。筆者の近所にあるスーパーは、半額セール時間にいる顔ぶれがいつも一緒…。やっぱりみなさん、本当によくやりくりを頑張っています!

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*Photo by WH in JP Part.1 https://www.flickr.com/photos/96455741@N08/sets/72157643311880343

そのため、家計を担う主婦にとっては、食料品等の税率は低く抑えることを視野に入れてほしい、と思うのです。

お金が足りないからって、誰かに借金することは相当なことがない限りできません。もちろん、今は共働きが増えている時代です。足りなければパートに出る女性は多いでしょう。でも、みんながみんなバリバリ働けるわけではありません。

主婦は家計のやりくりですが、子供だって少ないお小遣いの中でやりくりしています。国だって、税率を上げる前にもっと見直しとやりくりをしっかりするべきではないでしょうか。

以上の理由から、筆者は増税に全く賛成できないのです。増税するとしても、食料品等の税率は低く抑える軽減税率導入を求めます。

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(文/しらべぇ編集部・めりあ http://sirabee.com/author/meria/ )

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