【B級グルメ】姫路名物「えきそば」は、アレとアレの意外な組み合わせ!?

しらべぇ / 2014年12月5日 11時30分

駅のホームで食べる立ち食いそば・駅そばは、どんな高級そば店とも違った美味しさがある。愛知在住の筆者にとっては、JR名古屋駅のホームにある“きしめん”がそれに当たるわけだが、先日、きしめんに劣らない『駅めん』があると聞き、調査してきた。

その名も「えきそば」。黒田官兵衛ブームに沸く姫路周辺で食べられる。名前だけ聞くと、おなじみの立ち食いそばかと思いきや、姫路の「えきそば」は、これだ。

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*画像は「天ぷらえきそば」360円

スープはそばやうどんのそれと同じ和風だしのあっさり味だが、麺が黄色い!これは、「かんすい」を入れた黄色いラーメンの麺なのだ。

駅構内の立ち食いそばらしく、注文後わずか1分足らずで提供される出来たての「えきそば」を実際に食べてみると、だしの味のせいか、ラーメンというよりはやはり、そば・うどんに近い印象で、天ぷらが乗っていても、あっさり食べられる。

驚きのうまさ、というと言い過ぎだが、「この組み合わせ、ありだな~」としみじみしながらスープを飲み干してしまった。

この独特の組み合わせの麺類が誕生したのは昭和24年。終戦後、食べるものも少なかったころに、小麦粉の代わりにこんにゃく粉とそば粉をまぜたそばを販売したことをきっかけに、試行錯誤の末に現在の形になったのだという。

小麦粉が手に入りにくかったこと、日持ちするものを作りたかったことなど、さまざまな理由が重なって、なかば偶然誕生した食べ物とも言える。

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作っているのは「まねき食品株式会社」という、兵庫県姫路に本社を構える食品会社で、えきそばを作ったのは創業からわずか4年目。以来ずっと、姫路駅でえきそばを売り続けている。平成6年には「えきそば部」という部署を作り、店舗展開を始め、大阪などにも出店をしている。

かつては関東に出店したこともあったというが、現在は姫路近郊と阪神百貨店梅田本店のみである。他には、地元スーパーで別メーカーの作る製品が売られており、地元に根付いた存在となっているようだ。

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美しくなった姫路城に加えて、黒田官兵衛ブームの波に乗る姫路。立ち寄る際には、ぜひ駅で一杯のえきそばを試してみてほしい。

(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤コボ http://sirabee.com/author/kobo_sato/ )

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