「僕のところで全部潰す」…植田直通が挑む代表生き残りへの戦い

サッカーキング / 2019年6月17日 17時18分

[写真]=Getty Images

「チリとやると聞いて、僕もその選手が頭に浮かんだ。映像を見たりしたけど、出てきてくれれば僕もすごくうれしいし、動き出しの面はやっぱりトップクラス。そういう相手とできるのはなかなかない経験なので、抑えるために自分がどういう動きをしなきゃいけないのか頭の整理をして、対応していきたいと思います」

“その選手”とはチリ代表のエースFWアレクシス・サンチェスのことだ。コパ・アメリカグループステージ初戦を控え、植田直通は相手エースとのマッチアップへ目を輝かせた。

 日本代表はここ3日間、非公開練習が続いている。森保一監督が誰をスタメンに抜擢するのか、3バックと4バックのどちらを採用するのかも不透明な状況だ。が、ロシア・ワールドカップにも招集されるなど、経験十分の植田を起用しないことは考えにくい。仮に出場した場合、3バックの右DFとしてサンチェス封じの大役を担うことになるだろう。

 ロシアW杯後に赴いたベルギーでは、リーグ戦26試合に出場し、1ゴールをマークした。前半戦はフル出場が多かったものの、後半戦は欠場も増え、鹿島アントラーズ在籍時のようなフル稼働は叶わなかった。

 それでも「つねに練習から外国の選手とやれてるってことがすごく大きいと思うし、試合でもいいチームがたくさんある。僕は日本で強さの部分を持ち味にしていた部分がありましたけど、そこにもっと磨きがかかったと思う。ベルギーには動き出しがいい選手は少ないけど、そこに対してもいろいろ考えながらやってきた。生活面を含めて、色々な面で成長していると思うので、自分がどこまでやれるか確かめたい」とタフな経験を積み重ねた24歳の大型DFは、自身の進化を表現しようとしている。

◆「3バックがどういう動きをしているか確認した」

 その舞台となるのがコパ・アメリカだ。森保ジャパンに招集されるのは、新体制の初陣となった9月以来だが、「これまでも代表の試合は見れる時は見ていたし、この前のキリンチャレンジカップもしっかり見て、3バックがどういう動きをしているかの確認はした。自分が出た時のイメージもできているんで、問題ないと思います。相手が3トップで来る場合、3バックだと1対1の局面が多くなるけど、僕のところで全部潰せればいい。そういう考えで僕はいるんで」と守備面での貢献を誓った。

 鹿島時代はスピードや駆け引き以上に、ヘディングの競り合いに絶対的自信を持っていた。ところが、チリのアタッカー陣はサンチェスを筆頭に、切れ味鋭い動きで打開する選手が揃っている。そういう相手を封じることができれば、植田自身の成長が見込めるし、日本代表の勝利にもつながる。

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