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中国、地球観測衛星「遥感36号」を長征2号Dロケットで打ち上げ

sorae.jp / 2022年10月15日 11時15分

【▲打ち上げ直後の「長征2号D」ロケット(Credit: CASC, Weibo)】

中国は日本時間2022年10月15日に、中国国営企業「中国航天科技集団(CASC)」が開発した「長征2号D」ロケットの打ち上げを実施しました。搭載されていた地球観測衛星は無事に軌道へ投入されたことが、複数の中国メディアにて報じられています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

■長征2号D(CZ2D Y69)

打ち上げ日時:日本時間2022年10月15日4時12分【成功】
発射場:西昌衛星発射センター(中国)
ペイロード:遥感36号02組(Yaogan 36 Group 02)

遥感36号02組は、中国の地球観測衛星「遥感」シリーズの36号グループです。中国航天科技集団(CASC)によると、遥感衛星は「科学試験や国土資源調査、農作物の収穫予測、災害対策などの分野で用いられる」としており、1度の打ち上げで3組の衛星(A,B,C)を軌道へ投入しているようです。遥感36号02組についての詳細な情報は明らかにされていませんが、中国空間技術研究院(CAST)の衛星2機と上海航天技術研究院(SAST)衛星1機であると見られています。

👇 Mission patch designed by SAST. Deorbit sail on the payload adapter as in the previous launches. Without official words, I believe there are 3 satellites, 2 by CAST and 1 by SAST pic.twitter.com/NhotHkqOKt

— China 'N Asia Spaceflight 🚀🛰️🙏 (@CNSpaceflight) October 14, 2022

なお、長征ロケットシリーズの打ち上げは、今回で444回目となりました。

 

関連:直近のロケット打ち上げ情報リスト

Source

Image Credit: CASC, Weibo CASC(Weibo)

文/sorae編集部 速報班

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