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星形成領域が彩る“おとめ座”の棒渦巻銀河「NGC 4731」 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

sorae.jp / 2024年5月29日 21時19分

こちらは「おとめ座(乙女座)」の方向約4300万光年先の棒渦巻銀河「NGC 4731」です。棒渦巻銀河とは中心部に棒状の構造が存在する渦巻銀河のことで、私たちが住む天の川銀河をはじめ、渦巻銀河全体の約3分の2は中心に棒状構造を持つとされています。棒状構造の両端からゆるい弧を描きつつ伸びていく青色を帯びた渦巻腕(渦状腕)の様子や、そのあちこちでピンク色に輝く星形成領域が捉えられています。

【▲ ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の広視野カメラ3(WFC3)で撮影された棒渦巻銀河「NGC 4731」(Credit: ESA/Hubble & NASA, D. Thilker)】【▲ ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の広視野カメラ3(WFC3)で撮影された棒渦巻銀河「NGC 4731」(Credit: ESA/Hubble & NASA, D. Thilker)】

この画像は「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope: HST)」の「広視野カメラ3(WFC3)」で取得したデータをもとに作成されました。ハッブル宇宙望遠鏡によるNGC 4731の観測は、「ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(James Webb Space Telescope: JWST)」の観測を支援するために近傍銀河の星の種族をより正確に把握する取り組みの一環として2024年1月と2月に実施されたということです。

冒頭の画像は“ハッブル宇宙望遠鏡の今週の画像”として、欧州宇宙機関(ESA)から2024年5月27日付で公開されています。

 

Source

ESA/Hubble – The lights of a galactic bar

文・編集/sorae編集部

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