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宇宙船「ソユーズMS-25」が帰還 ロシア宇宙飛行士が通算宇宙滞在時間の記録を更新

sorae.jp / 2024年9月24日 12時26分

2024年9月23日、3名の宇宙飛行士を乗せたロシアの宇宙船「Soyuz(ソユーズ)MS-25」が国際宇宙ステーション(ISS)を離れて地球へ無事帰還しました(※日時は特記なき限り日本時間)。

ロスコスモス(Roscosmos)のOleg Kononenko(オレッグ・コノネンコ)宇宙飛行士とNikolai Chub(ニコライ・チュブ)宇宙飛行士、アメリカ航空宇宙局(NASA)のTracy Caldwell Dyson(トレーシー・カードウェル・ダイソン)宇宙飛行士が搭乗したソユーズMS-25は、2024年9月23日17時36分にISSロシア区画の「Prichal(プリチャル)」モジュールから分離。大気圏へ再突入した同船の帰還モジュールは、同日20時59分にカザフスタン共和国の都市ジェスカスガンの南東へ着陸しました。

3名のうちコノネンコ宇宙飛行士とチュブ宇宙飛行士は2023年9月16日に別の宇宙船「ソユーズMS-24」でISSに到着して以来、1年以上にわたって長期滞在を行いました。ダイソン宇宙飛行士は2024年3月26日から約6か月間の長期滞在を終えての帰還となります。

NASAやロスコスモスによると、今回のコノネンコ宇宙飛行士とチュブ宇宙飛行士の宇宙滞在時間は374日間で、ISSプログラムにおける1回の宇宙飛行では最長となりました。また、今回が5回目の宇宙飛行となったコノネンコ宇宙飛行士の通算宇宙滞在時間は史上最長の1111日を記録したということです。【最終更新:2024年9月24日10時台】

国際宇宙ステーション(ISS)を離れていく宇宙船「ソユーズMS-25」【▲ 国際宇宙ステーション(ISS)を離れていく宇宙船「ソユーズMS-25」(Credit: NASA)】 パラシュートを展開して降下する宇宙船「ソユーズMS-25」の帰還モジュール【▲ パラシュートを展開して降下する宇宙船「ソユーズMS-25」の帰還モジュール(Credit: NASA/GCTC/Pavel Shvets)】 通算宇宙滞在時間が史上最長の1111日に到達したロスコスモス(Roscosmos)のオレッグ・コノネンコ宇宙飛行士【▲ 通算宇宙滞在時間が史上最長の1111日に到達したロスコスモス(Roscosmos)のオレッグ・コノネンコ宇宙飛行士(Credit: NASA/GCTC/Pavel Shvets)】 3回目の宇宙飛行を終えて帰還したアメリカ航空宇宙局(NASA)の(Roscosmos)のトレーシー・カードウェル・ダイソン宇宙飛行士【▲ 3回目の宇宙飛行を終えて帰還したアメリカ航空宇宙局(NASA)の(Roscosmos)のトレーシー・カードウェル・ダイソン宇宙飛行士(Credit: NASA/GCTC/Pavel Shvets)】 オレッグ・コノネンコ宇宙飛行士とともに374日間の宇宙飛行を終えたロスコスモス(Roscosmos)のニコライ・チュブ宇宙飛行士【▲ オレッグ・コノネンコ宇宙飛行士とともに374日間の宇宙飛行を終えたロスコスモス(Roscosmos)のニコライ・チュブ宇宙飛行士(Credit: NASA/GCTC/Pavel Shvets)】

 

Source

NASA - Space Station (NASA Blogs) Roscosmos (Telegram)

文・編集/sorae編集部

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