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緻密で柔らかそうな印象の渦巻銀河「NGC 2090」 ハッブル宇宙望遠鏡が撮影

sorae.jp / 2024年11月25日 21時46分

こちらは「はと座(鳩座)」の方向約4000万光年先の渦巻銀河「NGC 2090」です。明るい銀河中心の周囲には緻密で柔らかそうな印象の渦巻腕(渦状腕)が広がっており、そのあちこちでは星形成領域の存在を示すピンク色の斑点が輝きを放っています。

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影した渦巻銀河「NGC 2090」【▲ ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が撮影した渦巻銀河「NGC 2090」(Credit: ESA/Hubble & NASA, D. Thilker)】 近傍の銀河における顕著な星形成の一例

この画像は「ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope: HST)」の「広視野カメラ3(WFC3)」による観測データをもとに作成されたもので、“ハッブル宇宙望遠鏡の今週の画像”として、欧州宇宙機関(ESA)から2024年11月25日付で公開されました。

ハッブル宇宙望遠鏡による最近のNGC 2090の観測は、宇宙のあらゆる時代において銀河の成長と進化を促進する重要なプロセスであるガスの流れ・星形成・フィードバックのサイクルを解明するために、近隣の55の銀河を観測する調査の一環として2024年10月に実施されています。ESAによると、NGC 2090は天の川銀河の近傍における顕著な星形成の一例として詳しく研究されているということです。

見事に横向き ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した“へび座”の渦巻銀河「UGC 10043」(2024年11月20日)

 

Source

ESA/Hubble - Viewing a flaky disc

文・編集/sorae編集部

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