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ブルーオリジン、「ニューシェパード」で無人ミッション実施 月面の重力を2分間シミュレート

sorae.jp / 2025年2月5日 17時8分

アメリカの民間宇宙企業Blue Origin(ブルーオリジン)は日本時間2025年2月5日、同社の再使用型ロケット「New Shepard(ニューシェパード)」による無人宇宙飛行ミッションを実施しました。ペイロードを搭載したクルーカプセルとブースターは無事地上へ帰還したことを、同社がウェブサイトやSNSで報告しています。

打ち上げに関する情報は以下の通りです。

New Shepard (NS-29) ロケット:New Shepard 打ち上げ日時:日本時間 2025年2月5日1時0分 発射場:ローンチサイト・ワン(西テキサス、アメリカ) ペイロード:30個(クルーカプセルに29個、ブースターに1個)

今回のミッションは「NS-29」と呼ばれていて、Blue Originによると無人のクルーカプセルに29個、ブースターに1個の合計30個のペイロードを搭載。クルーカプセルは高度100kmを超えて宇宙空間に到達し、発射約10分後にパラシュートで地上へ帰還しました。ブースターも着陸に成功しています。

また、クルーカプセルはブースターからの分離後に姿勢制御システムを用いて機体を毎分約11回転させることで、実験を行うペイロードのために月面と同じ重力(地球表面の6分の1)を約2分間にわたって模倣することも行われたということです。

打ち上げ関連画像・映像 30個のペイロードを搭載して打ち上げられたNS-29ミッションの「New Shepard(ニューシェパード)」ロケット。Blue Origin(ブルーオリジン)のライブ配信から(Credit: Blue Origin)【▲ 30個のペイロードを搭載して打ち上げられたNS-29ミッションの「New Shepard(ニューシェパード)」ロケット。Blue Origin(ブルーオリジン)のライブ配信から(Credit: Blue Origin)】 地上に着陸するNew Shepard(ニューシェパード)ロケットのブースター。Blue Origin(ブルーオリジン)のライブ配信から(Credit: Blue Origin)【▲ 地上に着陸するNew Shepard(ニューシェパード)ロケットのブースター。Blue Origin(ブルーオリジン)のライブ配信から(Credit: Blue Origin)】 地上に帰還したNew Shepard(ニューシェパード)ロケットのクルーカプセル。Blue Origin(ブルーオリジン)のライブ配信から(Credit: Blue Origin)【▲ 地上に帰還したNew Shepard(ニューシェパード)ロケットのクルーカプセル。Blue Origin(ブルーオリジン)のライブ配信から(Credit: Blue Origin)】

打ち上げ関連リンク 直近のロケット打ち上げ情報 ブルー・オリジン、「ニューシェパード」で9回目の有人ミッション実施(2024年11月23日) ブルー・オリジン、「ニューシェパード」で無人ミッション実施 新カプセルが飛行(2024年10月24日)

 

Source

Blue Origin - Blue Origin Completes 29th New Shepard Mission, Successfully Simulates Lunar Gravity Blue Origin (X)

文/sorae編集部 速報班 編集/sorae編集部

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