スピードへの挑戦。川崎重工業が復元した戦闘機「飛燕」を一般展示へ
sorae.jp / 2016年8月30日 15時18分
川崎重工業株式会社といえばオートバイから航空機、鉄道、船舶までもをてがける総合エンジニアリングカンパニーですが、その同社が第二次世界大戦で活躍した三式戦闘機「飛燕」を復元し、神戸にて展示を行うと発表しました。
飛燕とは大日本帝国陸軍に所属した戦闘機で、日本の量産機としては唯一水冷エンジンを搭載したことが大きな特徴となっています。そのため空冷エンジンを搭載するゼロ戦などとは異なる流線型の機体形状となっており、その空気抵抗の少なさから良好な飛行速度を実現しました。しかし当時の日本の技術では水冷エンジンの生産/整備が難しかったことから、トラブルの多かった機種でもあったようです。
川崎重工業は「川崎重工創立120周年記念展 -世界最速にかけた誇り高き情熱-」としてこの飛燕を岐阜工場で復刻し、神戸で特別展示を行います。また展示ではスーパーチャージャーを搭載した怪物バイクことH2R/H2との関連性から、エンジンの過給器の技術と歴史を紹介する予定です。
飛燕の展示は神戸ポートターミナル・大ホールにて、2016年10月15日土 〜 11月3日まで行われます。開場時間は10:00~17:00(最終入場16時30分)で、入場料は無料です。100年を超えて受け継がれる同社のエンジニアリングにかける熱い魂を、展示を通して感じてみたいものですね!
Image Credit: 川崎重工業株式会社
■川崎重工創立120周年記念展
http://www.khi.co.jp/120th-Hien/index.html?utm_source=rss&utm_medium=rss
この記事に関連するニュース
-
マイクロソフトが都内にAI研究拠点…日産・ホンダ・川崎重工などと連携、新事業を創出へ
読売新聞 / 2024年11月18日 19時8分
-
アルプス山頂まで“無人で”物資お届け!? カワサキのでっかい「ヘリ型無人機」公開 バイクのエンジン流用!
乗りものニュース / 2024年11月4日 14時12分
-
SF世界が現実に!?「三菱の無人戦闘機」は“脳みそ”搭載します 担当者を直撃したら「使い捨て」もありました
乗りものニュース / 2024年11月1日 17時12分
-
水素混焼の大型ガスエンジン公開 川崎重工、神戸工場で
共同通信 / 2024年10月29日 17時10分
-
パラオ公共事業公社と、脱炭素化促進に向けた「電力システム安定性と運用柔軟性向上を図るプロジェクト組成に関する覚書」を締結
Digital PR Platform / 2024年10月28日 11時0分
ランキング
-
1ナッツを食べると認知症予防になるのか…理想は1日30g
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年11月24日 9時26分
-
2小泉孝太郎がやっている「納豆の最高においしい食べ方」 タレ半分、“あるもの”をたっぷり
Sirabee / 2024年11月22日 16時15分
-
3「既婚者よりも経済的に余裕がある」だけじゃない…末期がんの医療ジャーナリスト(59歳)だから気づけた「独身がん患者」のメリット・デメリット
文春オンライン / 2024年11月24日 6時10分
-
4冒険をあきらめる“元少年”が続出…36年ぶり『ドラクエ3』にあらわれたモンスター以上の“難敵”
週刊女性PRIME / 2024年11月20日 6時30分
-
5品川イオンスタイル「最強フードコート」の実態 太っ腹にも程がある?自由すぎる食のスポットだ
東洋経済オンライン / 2024年11月24日 12時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください