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DJI、脅威の5.2K撮影対応の新ドローン「INSPIRE 2」発表 デュアルカメラを搭載

sorae.jp / 2016年11月16日 8時7分

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本日DJIはメインストリート向けとなる新ドローン「DJI Phantom 4 Pro」を発表しましたが、プロ向けラインナップも忘れてはいけません。同社は新たに、5.2K RAW撮影に対応したプロ向け新型ドローン「INSPIRE 2」を発表しました。
 
もともとプロ向けドローンとして非常に評価の高かった前モデルのINSPIRE 1ですが、INSPIRE 2ではそのすべての機能を継承しながらAdobe CinemaDNG RAW、Apple ProRes等による最大5.2K解像度までの撮影に対応。プロ写真家や映像制作者のイマジネーションをさらに広げてくれるでしょう。
 
飛行性能としても、時速0kmから80kmまでわずか4秒の加速や時速108kmの最高速、9m/sの最大下降速度など、撮影の幅をさらに広げられるように改良がくわえられています。デュアル・バッテリー・システムによりフライト時間は最大27分(X4S搭載時)となり、自己発熱技術で低温下での動作も可能です。
 
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さらに興味深いことに、INSPIRE 2は内蔵FPVカメラとメインのカメラというデュアルカメラシステムを獲得。オペレーターは内蔵FPVカメラによる操縦に、そしてメインカメラはフィルムの撮影にと、それぞれのタスクを分担することが可能です。
 
また機体前方と下向きに取り付けられたビジョン・センサー・システムで、最大30m先までの障害物を感知することができます。機体前方の赤外線センサーは上空5mまでの障害物をスキャン可能。さらにIMU、コンパス、気圧計といった主要なモジュールのデュアル冗長化、デュアルバッテリーなどで、安全かつ高度な撮影を実現しています。
 
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動画処理とストレージは5.2K@4.2Gbps RAW動画撮影、CineCore 2.0、一体型DJI CINESSDに対応。動画フォーマットはAdobe CinemaDNG RAWとApple ProRes 5.2K動画、H.265とH.264のコーデックに対応。4K解像度なら100Mbpsでの撮影が可能です。
 
カメラシステムはX4SとX5S(別売り)に対応。機体下部のジンバルに取り付け、安定した空撮を実現しています。
 
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もちろん撮影機能も充実。飛行中に被写体をロックする「スポットライトプロ」や、タップで飛行ルートを設定できる「TapFly」、被写体を認識する「ActiveTrack」、元の飛行ルートを辿って帰還できる「スマート RETURN-TO-HOME」に対応しています。
 
INSPIRE 2の価格は36万1000円となっており、公式ページでは予約注文を受け付けています。また対応カメラとなるZENMUSE X5Sは22万5600円、Zenmuse X4Sは7万1200円です。報道局から映像コンテンツの撮影まで、INSPIRE 2は大いに活躍しそうです。
 
Image Credit: DJI
■DJI
http://www.dji.com/jp/inspire-2?utm_source=rss&utm_medium=rss

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