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3人の宇宙飛行士、宇宙ステーションへ向けてリフトオフ!

sorae.jp / 2016年11月18日 8時39分

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9月17日、アメリカとロシア、フランス出身の3人の宇宙飛行士がソユーズFGロケットでISS(国際宇宙ステーション)へと向けて飛び立ちました。彼らは第50次/51次長期滞在メンバーとして、ISSで6ヶ月を過ごす予定です。
 
ソユーズ MS-03宇宙船に乗り込んだのは、ロシア出身のOleg Novitskiy氏、NASA出身のPeggy Whitson氏、そして、ESA(欧州宇宙機関)出身のThomas Pesquet氏。最後のThomas Pesquet氏は、ISSで滞在する最初のフランス人となります。打ち上げはカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から20時20分(以下、すべてグリニッジ標準時)に行われ、打上から9分後にソユーズ宇宙船は軌道へと投入されました。そして11月19日の22時01分に、宇宙船はISSへとドッキングする予定です。
 
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左からThomas氏、Oleg氏、Peggy氏
 
現在ISSには第49次/50次長期滞在メンバーが滞在しています。10月にISSへと搭乗した彼らは、来年2月に地球へと帰還する予定です。また彼らが地球へと降り立った後、今回打ち上げられたPeggy Whitson氏は女性として初めて2回、ISSの船長を経験することになります。
 
ISS船内において、Thomas氏は幹細胞に関する研究を行います。そしてPeggy氏は中性子星に関する研究(NICER)を、またクルーはLEDライトが睡眠や認識能力にどう影響するかの調査も行う予定です。これらの研究は、将来的な有人火星探査でも役立つ可能性があるとしています。
 
先日は大西宇宙飛行士が宇宙から帰還しましたが、ISSでは休むことなく研究が続けられています。今後はISSにて一時的に滞在人数が減ったり、新たな実験モジュールの取り付けなどのイベントが予定されていますが、まだまだ人類の将来のために役立ってほしいものです。
 
Image Credit: NASA/Bill Ingalls
■Liftoff! Truly International Crew Launches to Space Station
http://www.space.com/34755-soyuz-launches-international-space-station-crew.html?utm_source=rss&utm_medium=rss

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