P-1哨戒機とC-2輸送機、ニュージーランドに輸出交渉との報道
sorae.jp / 2017年1月4日 8時0分
日本経済新聞は1月3日、日本政府がニュージーランドに対してP-1哨戒機とC-2輸送機の輸出のための交渉を行っていると報じています。競合機としてはアメリカやヨーロッパの機体が想定されますが、もし交渉が成立すれば大型案件となるだけに今後の先行きに期待がかかります。
P-1哨戒機とC-2輸送機はどちらも川崎重工業によって開発、製造され、P-1哨戒機は2013年から海上自衛隊に、C-2輸送機は2016年から航空自衛隊に納入が開始されています。どちらも前世代モデルに比べて性能、巡航速度、航続距離の向上が図られており、またP-1とC-2は機体やシステムの一部を共通化することによって開発コストの低減にも成功しています。
なお、P-1やC-2との競合が想定されている機種としてはボーイングのP-8哨戒機やエアバスのA400M輸送機などがありえそうです。また日本経済新聞の報道では、契約は数千億円単位となり今夏にも機種の選定が行われるとしています。
政府による兵器の輸出としては対オーストラリアの潜水艦の輸出契約が獲得できなかったことが思い出されますが、P-1とC-2は契約にまでこぎつけることができるのか注目されます。
Image Credit: 防衛装備庁(ATLA)
■Japan is into selling Kawasaki P-1 and, C-2 to New Zealand
http://en.c4defence.com/Agenda/japan-is-into-selling-kawasaki-p1-and-c2-to-new-zealand/3470/1?utm_source=rss&utm_medium=rss
■Japan in talks with New Zealand for defense aircraft
http://asia.nikkei.com/Politics-Economy/Policy-Politics/Japan-in-talks-with-New-Zealand-for-defense-aircraft?utm_source=rss&utm_medium=rss
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