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土星衛星「エンケラドゥス」 地下の海が地表近くまで接近か

sorae.jp / 2017年3月21日 12時0分


 
土星の第2衛星「エンケラドゥス」には、地下に海の層があることが予測されています。そして新たな研究によれば、この地下の海が場所によってはかなり表面まで近づいていることが判明しました。
 
探査機「カッシーニ」の観測結果によれば、エンケラドゥスの南極地域の海を覆う氷の厚さはわずか2km。ESA(欧州宇宙機関)のプロジェクトサイエンティストのNicolas Altobelli氏によれば、これは「生命の誕生に関する条件にあらたな考察を付け加えるだろう」としています。
 
もしエンケラドゥスの海が地表に近ければ、将来の探査機はレーダの反響などで調査を行うことができます。また南極付近にある「Tiger Stripes」からは氷や有機物が噴出していることが判明しており、今回の研究でも他の地域よりも温度が高いことから氷が薄いことが示唆されているのです。
 
エンケラドゥスでは液体の水や有機物の存在から、生命の存在が期待されています。今後の調査に期待したいですね。
 
Image Credit: NASA/JPL/Space Science Institute
■Saturn Moon Enceladus’ Buried Ocean Comes Close to Surface
http://www.space.com/36080-saturn-moon-enceladus-ocean-close-surface.html?utm_source=rss&utm_medium=rss
■The ‘Tiger stripes’ on Enceladus that show its giant ocean that could hold alien life is far closer to the moon’s surface than thought
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-4313894/Enceladus-alien-life-ocean-closer-surface-thought.html?utm_source=rss&utm_medium=rss

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