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ISSで船外活動実施 民間宇宙船の新型ドッキング機構準備

sorae.jp / 2017年3月27日 10時0分


 
3月24日、ISS(国際宇宙ステーション)に滞在している2人の宇宙飛行士が船外活動ミッションを完了しました。今回の作業では2つの新たなドッキング機構「IDA(International Docking Adapter)」をISSに取り付けるためのアープグレードがおこなわれています。
 
6時間34分にわたった作業は、NASAのShane Kimbrough飛行士とフランスのThomas Pesquet飛行士により実施。与圧結合アダプタ「PMA-3」の移動のための準備作業も実施され、さらに追加コンピューターやカメラの設置も行われています。
 
現在スペースX社とボーイング社はともに宇宙飛行士を民間企業によってISSへと送り届ける「商業乗員輸送プログラム(CCP)」を進めており、その実施は2018年以降になる予定です。そしてその宇宙船とのドッキングに、IDAが利用されるのです。
 
今後、ISSでは3月30日にも追加の船外活動が予定されています。また新たなIDAは今年後半〜来年にかけて打ち上げられ、設置される予定です。
 
Image Credit: Thomas Pesquet(Twitter)
■Astronauts upgrade ISS during spacewalk
https://thespacereporter.com/2017/03/astronauts-upgrade-iss-spacewalk/?utm_source=rss&utm_medium=rss
■ISS set to get a new parking spot
http://www.bendbulletin.com/nation/5181495-151/iss-set-to-get-a-new-parking-spot?utm_source=rss&utm_medium=rss

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