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NASA、次世代大型ロケット「SLS」2019年へ延期認める

sorae.jp / 2017年5月1日 12時19分


 
以前より計画の遅れが指摘されていた、NASAの次世代大型ロケット「SLS(スペース・ローンチ・システム)」。そして今回、NASAは公式にSLSの初打ち上げが2019年になることを認めました。
 
この情報は、NASAで有人探査とオペレーション部門を指揮するBill Gerstenmaier氏が明かしたものです。彼がアメリカ会計検査院(GAO)に返答したレポートによると、SLSの初打ち上げ(EM-1)は時間と予算、そして技術的な問題から2018年11月には行われず。またGAOの指摘では、宇宙船「オリオン」や地上施設の計画も2018年中には間に合わないことを指摘しています。
 
Gerstenmaier氏は今年9月に新たな計画を発表したいとしています。当初、SLSは2018年の無人打ち上げ、そして2021年の有人打ち上げ(EM-2)を予定していました。しかし新たに指示された「初打ち上げに宇宙飛行士を載せるための検討」などもあり、状況は非常に複雑です。もし初打ち上げに宇宙飛行士を乗せることになれば、かなりの安全設計の変更、それに予算も必要となることでしょう。
 
個人的には、安全第一で計画を進めて欲しいのですが…。
 
Image Credit: NASA
■NASA finally admits the first flight of its new monster rocket won’t happen next year
http://www.theverge.com/2017/4/27/15457572/nasa-sls-rocket-launch-2019-mars-delay?utm_source=rss&utm_medium=rss
■NASA confirms first flight of Space Launch System will slip to 2019
https://spaceflightnow.com/2017/04/28/nasa-confirms-first-flight-of-space-launch-system-will-slip-to-2019/?utm_source=rss&utm_medium=rss

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