中国で巨大ソーラードローン「CH-T4」が飛行 数ヶ月間の連続飛行目指す
sorae.jp / 2017年6月9日 11時0分
太陽光の力で長期間飛行できる「ソーラードローン」にはさまざまな機関がとりくんでいますが、中国では「CH-T4」という全長40mのソーラードローンが飛行に成功しました。このドローンは将来的に、数ヶ月間着陸しないで飛行することを目指しています。
このCH-T4は機体の上部にソーラーパネルを搭載し、その重量は約400〜500kgしかありません。そしてモーターで8つのプロペラを回転させ、地上約2万メートル上空を飛行するのです。巡航速度は約時速200kmと、比較的ゆっくりです。
CH-T4を開発したのは、中国航天科技集団公司(CAAA)。素材にカーボンファイバーを採用するなどして、軽量化を図っています。また発電した電力はバッテリーに充電することで、夜間でも飛行が可能です。
現在グーグルやフェイスブックのような巨大テック企業、それにDARPA(国防高等研究計画局)などの軍事組織も、このような上空を飛行するソーラードローンに期待を寄せています。その目的は、監視用途や通信中継機などとさまざまです。現時点ではグーグルの「Titan」はプロジェクトが断念され、フィエスブックの「Aquila」は昨年に飛行テストが行われたと報じられていますが、このようなドローンが世界を飛び回る日はくるのでしょうか?
Image Credit: China Daily
■China just flew a 130-foot, solar-powered drone designed to stay in the air for months
http://www.popsci.com/china-solar-powered-drone
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